インスタンス自己検出

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インスタンス自己検出

最終更新日:2022-05-06 16:57:27

概要
インスタンスセルフチェックは、Cloud Virtual Machine（CVM）インスタンスのパフォーマンス、費用、ネットワーク、ディスクなどの状態を検出できます。インスタンスの実行状態を理解するのに役立ちます。この機能を使用して、インスタンス関連の問題をタイムリーに検出して解決できます。
ユースケース
次の2つのシナリオでは、インスタンスのセルフチェックをお勧めします。
トラブルシューティング：インスタンスの操作中に障害または問題が発生した場合は、インスタンスのセルフチェックを使用して問題のトラブルシューティングと特定を行い、対応する提案に従って異常を処理できます。
インスタンスの全面的なチェック：日常のメンテナンスプロセスでは、インスタンスのセルフチェックを使用して、インスタンスの全体的な実行状態を把握し、問題をタイムリーに検出して解決し、サービスの正常な運用を保証できます。
チェックアイテムの説明
インスタンスのセルフチェックアイテムについて、以下の通り説明します：
ローカルネットワークチェック
チェックアイテム
チェック説明
リスクレベル
ソリューション
ネットワークディレー
HTTPリクエストを送信して、インスタンスのネットワークディレーが高すぎるかどうかを検出します。標準は以下の通りです：
600ms以上の場合、ネットワーク不良と判断します
5秒を超えて応答がない場合、リクエストはタイムアウトしたと見なされます
すべてのリクエストがタイムアウトした場合、ネットワーク障害と判断します
異常
ローカルネットワークの問題を確認し、特定の問題を修正してください。
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ネットワークジッター
隣接するリクエスト間の遅延値の差を取得します。その平均値はネットワークジッター値です。ネットワークジッター値/ネットワーク遅延値が0.15以下の場合、ネットワークは安定することを示します。0.15より大きい場合、ネットワークジッターを示します。
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アップリンク帯域幅
データパッケージをインスタンスにアップロードして、インスタンスのアップリンク帯域幅を計算します
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ダウンリンク帯域幅
インスタンスからデータパッケージをダウンロードして、インスタンスのダウンリンク帯域幅を計算します
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セキュリティグループルールのチェック
チェックアイテム
チェック説明
リスクレベル
ソリューション
セキュリティグループルールが共通ポートを許可するか
インバウンド方向のTCPプロトコルの22、3389などの共通ポートのリクエストが禁止されているのはセキュリティグループにより起こされるか。
警告
インスタンスのセキュリティグループのインバウンド（Ingress）ルールのTCPプロトコルのポート22のリクエストは禁止されるため、SSHログインに失敗する可能性があります。必要なポートをオープンできます。詳細については、セキュリティグループの適用例  をご参照ください。
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アカウント料金のチェック
チェックアイテム
チェック説明
リスクレベル
ソリューション
Cloud Block Storage（CBS）の有効期限が切れているかどうか、インスタンスとCBSの有効期限が同じであるかどうか
インスタンスにバインディングされたCBSの有効期限が切れているかどうか、CBSの読み取りまたは書き込みができないかどうか
異常
インスタンスのCBSの有効期限が切れています。CBSコンソール へ進んで、できるだけ早く更新してください。
﻿
CBSの有効期限が切れているため、従量課金制インスタンスのCBSを使用できなくなるかどうか
警告
インスタンスのCBSは自動更新に設定されていない場合、CBSが期限切れになって使用できなくなる可能性があります。CBSコンソール へ進んで、CBSの自動更新を設定することをお勧めします。
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インスタンスストレージのチェック
チェックアイテム
チェック説明
リスク
レベル
ソリューション
CBSの遅延が長いかどうか
IOパフォーマンスsvctm指標は異常であるかどうか
警告
インスタンスのCBSには遅延が長いという問題があります。CBSの使用方法に注意することをお勧めします。
CBSにIO HANGの問題があるかどうか
CBSにIO HANGの問題があるかどうか
警告
インスタンスのCBSにIO HANGの問題があります。CBSの使用方法に注意することをお勧めします。
システムディスクのinode使用率
CBSのinode使用率が100%に達するかどうか
警告
CBSの使用方法に注意してください。トラブルシューティングについては、カーネルおよびIO関連問題 をご参照ください。
システムディスクが読み取り専用であるかどうか
CBSが現在、読み取り専用であるかどうか
異常
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システムディスクのキャパシティー使用率
CBSのディスク使用率が100%に達するかどうか
警告
﻿
合計時間に対するディスクパーティションのIO操作時間の割合
CBSのio_utilが100%に達するかどうか
警告
﻿
﻿
インスタンス状態のチェック
チェックアイテム
チェック説明
リスクレベル
ソリューション
インスタンスの電源がオフになっているかどうか
現在、インスタンスの電源がオフになっているかどうか
警告
インスタンスの電源がオフになっています。CVMコンソール へ進んで、電源をオンにすることができます。
インスタンスがリスタートされるかどうか
インスタンスが過去12時間以内にリスタートされたかどうか
警告
インスタンスは過去12時間以内にリスタートされました。インスタンスの実行状態に注意してください。
インスタンスカーネルのクラッシュ
インスタンスは過去12時間以内にhungtaskが発生したかどうか
異常
インスタンスは過去12時間以内にhungTask/panic/ソフトデッドロックが発生しました。インスタンスの実行状態に注意してください。トラブルシューティングについては、カーネルおよびIO関連問題 をご参照ください。
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インスタンスは過去12時間以内にpanicが発生したかどうか
異常
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﻿
インスタンスは過去12時間以内にソフトデッドロックが発生したかどうか
異常
﻿
インスタンスパフォーマンスのチェック
チェックアイテム
チェック説明
リスクレベル
ソリューション
CPU使用率
インスタンスは過去12時間以内にCPU負荷が高すぎるかどうか
警告
サービスのボトルネックにならないように、CPU使用率を確認し、設定をタイムリーに調整することをお勧めします。トラブルシューティングについては、インスタンスのOSに対応して、次のドキュメントをご参照ください。
Windows インスタンス：CPUまたはメモリの占用率が高いため、ロクインできません﻿
Linuxの場合、CPUまたはメモリの占用率が高いため、ログインできません﻿
﻿
メモリ使用量
インスタンスは過去12時間以内にメモリ負荷が高すぎるかどうか
警告
﻿
基本CPU使用率
インスタンスは過去12時間以内にCPU負荷が高すぎるかどうか
警告
﻿
インスタンスネットワークチェック
チェックアイテム
チェック説明
リスクレベル
ソリューション
パブリックネットワークIPが滞納して機能していないかどうか
パブリックネットワークIPが滞納して分離されているかどうか
異常
パブリックネットワークIPは、滞納により外部のネットワークと通信できない場合があります。料金センター に行って、できるだけ早くアカウントを請求・更新することをお勧めします。
パブリックネットワークIPがあるかどうか
インスタンスにはパブリックネットワークIPがあるかどうか
警告
インスタンスにはパブリックネットワークIPがありません。パブリックネットワークIPを使用して、パブリックネットワークにアクセスする必要がある場合、ElasticパブリックネットワークIPコンソール へ進んで、EIPをバインディングできます。
パブリックネットワークIPがDDOSによってブロックされているかどうか
パブリックネットワークIPがDDOSによってブロックされているかどうか
異常
インスタンスのパブリックネットワークIPがDDOS攻撃によりブロックされている。
パブリックネットワーク帯域幅の使用率
インスタンスは過去12時間以内にパブリックネットワークのインバウンド帯域幅が高すぎるかどうか
警告
サービスのボトルネックにならないように、ネットワークの使用状況を確認することをお勧めします。トラブルシューティングについては、帯域幅の使用率が高いため、ログインできない をご参照ください。
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﻿
インスタンスは過去12時間以内にパブリックネットワークのアウトバウンド帯域幅が高すぎるかどうか
警告
﻿
プライベートネットワーク帯域幅の使用率
インスタンスは過去12時間以内にプライベートネットワークのインバウンド帯域幅が高すぎるかどうか
警告
﻿
﻿
インスタンスは過去12時間以内にプライベートネットワークのアウトバウンド帯域幅が高すぎるかどうか
警告
パケットロス
インスタンスは過去12時間以内にレート制限をトリガーして、TCPパケットロスを引き起こしたかどうか
警告
サービスのボトルネックにならないように、サービスの状態を確認することをお勧めします。詳細については、CVMネットワークアクセスパケットロス をご参照ください。
﻿
﻿
インスタンスは過去12時間以内にレート制限をトリガーして、UDPパケットロスを引き起こしたかどうか
警告
﻿
﻿
インスタンスは過去12時間以内にソフト割り込みをトリガーして、パケットロスを引き起こしたかどうか
警告
﻿
カーネルネットワーク状態
インスタンスは過去12時間にUDP送信バッファがいっぱいになったかどうか
警告
﻿
﻿
インスタンスは過去12時間にUDP受信バッファがいっぱいになったかどうか
警告
﻿
﻿
インスタンスは過去12時間以内にTCPフル接続キューがいっぱいになったかどうか
警告
﻿
﻿
インスタンスは過去12時間以内にTCPリクエストのオーバーフローが発生したかどうか
警告
﻿
接続数の使用状況
インスタンスは過去12時間以内に接続の上限に達したかどうか
警告
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関連する操作
﻿インスタンスセルフチェックの使用 を参照して、インスタンスチェック結果報告を生成するか、または過去のチェック報告を確認できます。

お問い合わせ

カスタマーサービスをご提供できるため、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

テクニカルサポート

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チェックアイテム	チェック説明	リスクレベル	ソリューション
ネットワークディレー	HTTPリクエストを送信して、インスタンスのネットワークディレーが高すぎるかどうかを検出します。標準は以下の通りです： 600ms以上の場合、ネットワーク不良と判断します 5秒を超えて応答がない場合、リクエストはタイムアウトしたと見なされますすべてのリクエストがタイムアウトした場合、ネットワーク障害と判断します	異常	ローカルネットワークの問題を確認し、特定の問題を修正してください。
	ネットワークジッター	隣接するリクエスト間の遅延値の差を取得します。その平均値はネットワークジッター値です。ネットワークジッター値/ネットワーク遅延値が0.15以下の場合、ネットワークは安定することを示します。0.15より大きい場合、ネットワークジッターを示します。		-
	アップリンク帯域幅	データパッケージをインスタンスにアップロードして、インスタンスのアップリンク帯域幅を計算します		-
	ダウンリンク帯域幅	インスタンスからデータパッケージをダウンロードして、インスタンスのダウンリンク帯域幅を計算します		-

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