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ビッグデータ型インスタンスの問題

最終更新日:2021-08-31 17:07:41

    ビッグデータ型インスタンスとは何ですか。

    ビッグデータ型インスタンスとは Hadoop 分散コンピューティング、大規模ログ処理、分散ファイルシステム、大型データウェアハウスなどのビジネスシナリオ向けに設計されたCVMインスタンスであり、主にビッグデータ時代の大規模ビジネスデータのクラウドコンピューティングとストレージの問題を解決します。

    ビッグデータ型インスタンスはどのような業界の顧客とビジネスシナリオに適していますか。

    インターネット業界、ゲーム業界、金融業界など、ビッグデータコンピューティングとストレージ分析のニーズを持つ業界のお客様に適しています。大規模データストレージとオフラインコンピューティングのビジネスシナリオを実行し、Hadoop に代表される分散コンピューティングビジネスタイプのインスタンスストレージ性能、容量およびプライベートネットワーク帯域幅に対する多様な要件を充分に満たします。 また、Hadoopに代表される分散コンピューティングビジネスの高可用性アーキテクチャ設計を踏まえ、ビッグデータ型インスタンスはローカルストレージの設計を採用し、大規模なストレージ容量、高いストレージ性能を確保することを前提に、オフラインIDCで独自構築したHadoopクラスターと同等の総所有コストを実現しています。

    ビッグデータ型インスタンス製品の特徴

    単一インスタンスのスループットは最大2.8GB /秒です。 スループット集約型HDDローカルディスクはスループット集約型のベストチョイスであり、Hadoop分散コンピューティング、大規模なログ処理、大型データウェアハウスなどのビジネスシナリオ向けに設計されており、安定した高いシーケンシャルリード/ライトスループット性能を提供します。
    ローカルストレージ単価を S2 の1/10まで抑え、ビッグデータシナリオで最も優れたコストパフォーマンスを実現しています。大規模なストレージ容量、高いストレージ性能を確保することを前提に、IDCで独自構築したHadoopクラスターと同等の総コストを実現しています。
    2ms~5msのリード/ライトのレイテンシーの、高性能なエンタープライズ版マシンであり、成熟したエンタープライズ開発者向けに定義されたモデルです。
    「従量課金制」課金モードをサポートします。

    ビッグデータ型インスタンスの仕様

    ビッグデータ型インスタンスの仕様については、 ビッグデータ型インスタンスファミリー をご参照ください。

    ビッグデータ型ローカルデータストレージの注意事項

    ビッグデータ型インスタンスのデータディスクはローカルディスクであることから、データが失われるリスクがあります(ホストがダウンしている場合など)。自身のアプリケーションでデータ信頼性の高いアーキテクチャを構築できない場合は、CBSをデータディスクとして選択できるインスタンスの使用を強く推奨します。
    ローカルディスクを備えたインスタンスの操作とデータ保持の関係は下表に示すとおりです:
    操作
    ローカルハードディスクデータのステータス
    説明
    OS再起動/コンソールでインスタンスの再起動/強制再起動
    保持
    ローカルハードディスクストレージは保持され、データは保持されます。
    OSシャットダウン/コンソールでインスタンのシャットダウン/強制シャットダウン
    保持
    ローカルハードディスクストレージは保持され、データは保持されます。
    コンソールで破棄(インスタンス)
    消去
    ローカルディスクストレージが消去され、データは保持されません。
    ご注意:
    ローカルディスクに長期間保存したいビジネスデータを保存しないでください。また適時、データバックアップを作成し、高可用性アーキテクチャを採用してください。長期間保存したい場合は、データをCBSにストレージすることをお勧めします。

    ビッグデータ型ローカルディスクの購入方法は。

    ローカルディスクのみを個別に購入することはできず、インスタンス作成時にのみローカルディスクを同時購入することができます。ローカルディスクの数量と容量は選択したインスタンス仕様によって決まっています。

    ビッグデータ型インスタンスのローカルマシンストレージはスナップショットをサポートしていますか。

    サポートしていません。

    ビッグデータ型インスタンスはアップグレード/ダウングレード設定とフェイルオーバーをサポートしていますか。

    設定の調整はサポートしていません。 ビッグデータ型インスタンスの現在のデータディスクはローカルHDDハードディスクの大規模データストレージ型インスタンスに基づくことから、現状、データディスク障害後(ホストコンピュータのダウン、ローカルディスクの破損など)の切り替えをサポートしていません。データ消失のリスクを防止するため、冗長性と災害耐性をサポートするファイルシステム( HDFS、Mapr-FS など)などの冗長化ポリシーを使用することをお勧めします。また定期的にデータをTencent Cloud Object Storage COSなどの、より持久的なストレージシステムにバックアップすることをお勧めします。Cloud Object Storage COS をご参照ください。 ローカルディスクが破損した場合は、ローカルディスクを交換する前にCVMインスタンスのシャットダウン操作を実行する必要があります。CVMインスタンスがすでにダウンしている場合は、メンテナンス操作の実行を通知します。

    ビッグデータ型インスタンスファミリーとHigh IO型 I2 との違いは。

    High IO型 I2 は低レイテンシと高ランダムI / Oのビジネスシナリオ向けに特別に設計されたCVMインスタンスであり、極めて高い IOPS 性能を備えていることから、一般的なユースケースは高性能データベース(リレーショナル、NoSQL など)です。ビッグデータ型インスタンスは、高シーケンシャルリード/ライトと低コストの大容量データストレージのビジネスシナリオ向けに特別に設計されたCVMインスタンスであり、極めて高いストレージコストパフォーマンスと優れたプライベートネットワーク帯域幅を備えています。

    ビッグデータ型インスタンスのハードディスクスループット能力は。

    シーケンシャルリード/ライトスループットにおけるビッグデータ型 D2 インスタンスローカルディスクの性能は次のとおりです:
    220 + MB/sに達するシングルディスクのシーケンシャルリードのスループット能力、220 + MB/s(ブロックサイズ128KB、ビット深度32)に達するシーケンシャルライトのスループット。
    最大2.8GB/s(ブロックサイズ128KB、ビット深度32)に達するマシン全体のスループット。

    ビッグデータ型インスタンスのローカルディスクとCloud Block Storage(CBS)の違いは。

    Cloud Block Storage CBS CBSインスタンスに効率的で信頼性の高いストレージデバイスを提供します。CBSは、CVMの独立した拡張可能なハードディスクとして使用できる、可用性、信頼性、低コスト、カスタマイズ可能なブロックストレージデバイスです。データブロックレベルのデータストレージを提供することができ、3コピーの分散メカニズムを採用して、CVMインスタンスのためにデータの信頼性を保証し、各種アプリケーションシナリオのニーズを満たします。ビッグデータ型インスタンスのローカルディスクは、Hadoop分散コンピューティング、大規模並列コンピューティング、データウェアハウスなど、ローカルの大規模データセットに対して高いシーケンシャルリード/ライト性能を必要とするビジネスシナリオ向けに特別に設計されています。
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