カスタムDNS設定に関する推奨事項
CLB接続時の中間ノード認識不能の防止
CVMでカスタムDNSサーバーを構築する時、CLBの後にCVMを配置する方式を採用する場合は、2つのグループに分けることを推奨します。2台のCLBを申請し、各CLBには独立したCVMグループを紐付け、互いに交差させないようにしてください。
同一のCVMグループをRSとして複数のCLBに接続したり、同一のクライアントがCLBのVIP経由とCLBバイパスの両方でバックエンドRSにアクセスしたりすると、トラフィックの混線問題が発生し、確率的に名前解決がタイムアウトする原因となります。
Tencent Cloud内部ドメインへの対応
Tencent Cloud CVMは、デフォルトでVPCのDNS解決に依存しています。例えば、NTP、YUMリポジトリへのアクセス、監視レポートなどは、すべてデフォルトのVPCのDNSに依存しています。お客様が独自に構築したDNSサーバーがこれらのドメインを解決できない場合、これらの基本サービスが利用できなくなります。
同様に、COSなどのPaaSサービスも、デフォルトでドメイン名によるアクセスが必要であり、VPCのDNSに依存しています。
そのため、カスタムDNSサーバーは、以下のドメインをTencent CloudのVPCのDNSへ転送して名前解決を行う必要があります。
*.tencentcloudapi.com
*.tencentyun.com
*.myqcloud.com
*.tencentcos.cn
Tencent Cloud VPCのDNSサーバーリスト:
nameserver 183.60.82.98
nameserver 183.60.83.19
CVMでのカスタムDNSサーバーの設定・利用方法
単一のLinux CVMでのカスタムDNSサーバーの設定・利用方法
CVM作成時、DNSサーバーはデフォルト設定が採用されており、追加の設定は不要です。もしVPCのDNSがビジネス要件を満たせないと判断した場合は、ご自身でDNSを設定できます。LinuxインスタンスでDNS設定をカスタマイズすることで、resolv.conf内のDNS設定がDHCPやcloud-initによって上書きされるのを避けることができます。詳細はLinuxインスタンスでDNS設定をカスタマイズする方法をご参照ください。 VPCでのカスタムDNSサーバーの設定・利用方法
Tencent CloudのデフォルトDNSアドレスは183.60.83.19と183.60.82.98です。VPC全体にカスタムDNSを設定する必要がある場合は、VPCに対応するDNSを設定できます。詳細はVPCのDNS情報の変更をご参照ください。 注意:
設定変更後、そのVPC内のすべてのCVMに適用されます。
新規作成されるCVM:すぐに適用されます。
既存のCVM:CVMを再起動するか、ネットワークサービスを再起動すると適用されます。
カスタムDNSサーバーのサービス能力に関する注意事項
レート制限の可能性にご注意ください
Tencent Cloud VPCのDNSサーバーは、再帰的名前解決に関して使用制限があります。カスタムDNSサーバー側でビジネスニーズに応じて再帰的名前解決の結果をキャッシュすることで、大量の重複したリクエストがバックエンドのVPCのDNSに直接転送されるのを避けることができます。具体的な制限については、Private DNSの制限をご参照ください。 CVMの仕様と主要指標
Tencent Cloud CVMインスタンスは、接続数、帯域幅BPS、パケット毎秒PPSなど、仕様上の制限があります。インスタンスがこれらの上限に達した場合は、仕様のアップグレードまたはカスタムDNSノードの水平スケールアウトを推奨します。詳細はインスタンス仕様をご参照ください。 Tencent Cloud Observability Platform(TCOP)でアラーム通知を設定することを推奨します。例:クォータが80%に達したらアラームをトリガーする、pingが到達不能になったらアラームをトリガーする、など。詳細はアラームのサブスクリプションをご参照ください。 クライアントDNSキャッシュ