TencentDB for MySQLでは、単一ノード、2ノード、3ノードの3種類のアーキテクチャをサポートしています。ここでは主に2ノードのアーキテクチャについてご紹介いたします。
- 2ノードでは1マスター1スレーブの高可用性モード、リアルタイムなホットバックアップを採用し、サーバーダウンの自動検出と自動的なフェイルオーバーを実現できます。
- 2ノードアーキテクチャは、隔離ポリシーの違いに基づき、汎用型、専用型に分類できます。隔離ポリシーをご参照ください。
適用ケース
ゲーム、インターネット、IoT、小売りEC、物流、保険、証券などの業界への適用に対応しています。
アーキテクチャの特徴
- マスター/スレーブレプリケーション方式には、非同期(デフォルト)、準同期の2種類があります。レプリケーション方式は、コンソールのインスタンス詳細ページで修正できます。またコンソールにて、3ノードにアップグレードするときにレプリケーション方式を修正できます。
- 読み取り専用インスタンス、ディザスタリカバリインスタンス、セキュリティグループ、データ移行、マルチAZ配置など、さまざまな機能をサポートしています。詳細については、製品のメリットをご参照ください。
- 2ノードインスタンスの可用性は99.95%に達しています。具体的なアグリーメントは、サービスレベル契約をご参照ください。
- 2ノードインスタンスでは、データストレージの永続性を保障するため、マルチレプリケーション方式を提供しています。マスターインスタンスに発生したデータが他のスレーブインスタンスに同期され、データセキュリティが効果的に保障されます。これによりデータストレージの永続性は99.99999%以上になっています。
- データノードは強力なハードウェアに配置され、基盤となるストレージにローカルのNVMe SSDディスクを使用することで、IOPSが最大240000(実際のIOPSレートは設定、ページサイズ及び業務負荷に依存します。この値は、参考として、MySQLのデフォルト16KBのページサイズのテストに基づいて得られたものです)の高いIOパフォーマンスを提供します。
アーキテクチャの基本フレームワーク
アップグレード関連操作
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