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fdatasyncの使用をサポート

最終更新日:2021-12-22 16:25:13

    機能の説明

    redoログファイルは現時点でfsyncシステムをコールして書き込みを行っており、これにはファイルメタデータの書き込みとファイルデータの書き込みが含まれます。ファイルメタデータの情報には、最終変更時間などのあまり重要ではない情報が含まれるため、一部のredo書き込みのケースでは、ファイルメタデータを常にストレージデバイスにフラッシュすることを避け(fdatasyncシステムのコールにより)、オーバーヘッドを減少させることが可能です。

    サポートするバージョン

    • カーネルバージョン MySQL 5.7 20201230およびそれ以降
    • カーネルバージョン MySQL 8.0 20201230およびそれ以降

    ユースケース

    主に書き込みストレスが比較的大きいケースに適します。

    パフォーマンスデータ

    sysbench-write-onlyで多数の同時書き込みを持続的に行うケースにおいて、TPSのパフォーマンスが10%程度向上します。

    利用説明

    パラメータinnodb_flush_redo_using_fdatasync=true/falseを設定することで、fdatasyncを使用してredoログファイルメタデータのリアルタイム書き込みを避けるかどうかを制御します。デフォルトはfalseです。

    パラメータ名 動的 タイプ デフォルト パラメータ値範囲 説明
    innodb_flush_redo_using_fdatasync yes bool false true/false fdatasync方式を使用してredoをフラッシュするか
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