Tencent Cloud CDNは、HTTPSアクセラレーションサービスをサポートしています。証明書をアップロードしてデプロイするか、Tencent CloudのSSL証明書管理にホストされている証明書をCDNプラットフォームに直接デプロイし、HTTPSアクセラレーションサービスを有効にして、ネットワーク全体でのデータの暗号化伝送を実現することができます。
CDNコンソールにログインし、メニューバーから【ドメイン名管理】を選択し、ドメイン名の右側にある【管理】をクリックすると、ドメイン名設定画面の【HTTPS設定】に進み、指定されたドメイン名のHTTPS設定状況を確認することができます。
左側メニューバーの【証明書管理】画面に移動して、アカウントでHTTPSアクセラレーションが設定されているすべてのドメイン名のリストを確認することもできます。
【証明書管理】メニューバーの【証明書設定】をクリックし、証明書の設定が必要なアクセラレーションドメイン名を選択します。
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の拡張子は、Tencent CloudのCloud Object Storageのデフォルトのアクセラレーションドメイン名であり、証明書を設定せずにHTTPSアクセラレーションを直接実行できます。.image.myqcloud.com
の拡張子ドメイン名は、Tencent CloudのCloud Infiniteのデフォルトのアクセラレーションドメイン名であり、証明書を設定せずにHTTPSアクセラレーションサービスを直接実行できます。証明書がある場合は、PEM形式の証明書の内容と秘密鍵を対応する位置に直接貼り付ければ完了です。
上の【一括設定】をクリックして、証明書をアップロードすることにより、適応したドメイン名を自動的にマッチングさせ、一括設定を行うことができます。
証明書がある場合は、PEM形式の証明書の内容と秘密鍵を対応する位置に直接貼り付ければ完了です。
CDNはアップロード/選択された証明書に基づいて、設定が許可されているドメイン名リストと自動的にマッチングします。必要に応じてチェックを入れて選択し、設定することができます。
証明書の右側の【編集】をクリックし、ドメイン名を指定して証明書を更新することも、再度一括設定して元の証明書の設定を上書きすることもできます。
更新された証明書はネットワーク全体のノードで有効になり、シームレスに切り替わりますので、既存ネットワークのHTTPSサービスには影響を与えません。また、【削除】をクリックして、HTTPSアクセラレーションサービスをキャンセルすることもできます。
Tencent Cloudは、証明書の有効期限が切れる30日前、15日前、7日前および期限切れ当日に、Short Message Service、電子メールおよび内部メッセージといった形式でユーザーアカウントに期限切れの通知を送信します。現在、SSL証明書についてはアラーム受信者のカスタマイズをサポートしており、メッセージサブスクリプションの設定に進むことができます。
アクセラレーションドメイン名サービスエリアがグローバルの場合、設定したHTTPS証明書は中国本土・中国本土以外の両方で有効になります。現時点では、中国本土・中国本土以外で別の証明書はサポートしていません。
ドメイン名に中国本土と中国本土以外の証明書の設定に不一致がある特殊なシナリオの場合、【証明書管理】画面で、中国本土、中国本土以外などのマークを表示して、このドメイン名に以前からのリージョンに関する特殊な設定があることを示せます。
ドメイン名の【高度な設定】には、次の2つの設定も表示されます。
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