CNAME記録とは、ドメイン名の解析におけるエイリアス記録(Canonical Name)のことです。
たとえば、 host.example.com
という名前のサーバーは、ユーザーがサービスにアクセスしやすいようにWWWとMAILサービスの両方を提供しています。このサーバーは、www.example.com
とmail.example.com
の2つのCNAMEをDNS解析プロバイダーに追加できますが、この2つのCNAMEにアクセスするすべてのリクエストはhost.example.com
に転送されます。
.cdn.dnsv1.com
を拡張子とするドメイン名です。ユーザーは、ドメイン名プロバイダーでCNAME記録を1件設定する必要があります。記録が有効になると、ドメイン名の解析作業は正式にTencent Cloud CDNに転換され、このドメイン名に対するすべてのリクエストはTencent Cloud CDNのエッジサーバーに転換されます。.cdn.dnsv1.com
を拡張子とするドメイン名です。ユーザーは、ドメイン名プロバイダーでCNAME記録を1件設定する必要があります。記録が有効になると、ドメイン名の解析作業は正式にTencent Cloud GCDに転換され、このドメイン名に関するすべてのリクエストはTencent Cloud GCDのエッジサーバーに転換されます。.ecdn.dnsv1.com
を拡張子とするドメイン名です。ユーザーは、ドメイン名プロバイダーでCNAME記録を1件設定する必要があります。記録が有効になると、ドメイン名の解析作業は正式にTencent Cloud ECDNに転換され、このドメイン名に関するすべてのリクエストはTencent Cloud ECDNのノードに転換されます。ユーザーが1つのリソースに複数回アクセスすると、返されたデータに応答するコンテンツが異なることです。たとえば、APIインターフェース、.jsp、.asp、.php、.perl、.cgi ファイルなどです。
Content Delivery Networkでは、アクセスログとは、ユーザーのドメイン名へのアクセスに関する詳細なログのことです。リクエスト時間、クライアントIP、アクセスドメイン名、ファイルパス、バイト数、省コード、キャリアコード、HTTP状態コード、referer、Request-Time、UA、range、HTTP Method、プロトコル識別子、キャッシュHIT/MISSが含まれます。
CDNサービスでは、back to originとは、ユーザーがブラウザーを介してリクエストを送信する時、応答として各ノードのキャッシュサーバーではなく、オリジンサーバーのサーバーにリクエストを配信するべきことを指ます。一般的には、CDNノードのキャッシュサーバーは応答したコンテンツをキャッシュしていない場合、または応答したコンテンツはオリジンサーバーのサーバーで変更された場合、オリジンサーバーに戻って取得します。
CDNサービスでは、ホストヘッダーとは、CDNノードがback to origin中に、オリジンサーバーでアクセスしたサイトのドメイン名のことです。詳細については、ホストヘッダー設定をご参照ください。
ユーザーがリソースに複数回アクセスする時、応答によって返されたデータは同じコンテンツです。たとえば、html、css、jsファイル、画像、動画、ソフトウェアインストールパッケージ、apkファイル、圧縮パッケージファイルなどです。
CDNサービスでは、命中率とは、命中されたリクエスト数がリクエスト数に占めている比率のことです。エンドユーザーがCDNサービスを使用してリソースにアクセスする場合、CDNノードがアクセスされたリソースをキャッシュしている場合、直接ユーザーに返され、「命中」と呼ばれますが、アクセスされたリソースをキャッシュしていない場合は、back to originして取得する必要があり、「未命中」と呼ばれます。
データをネットワークの片端からもう片端に転送するのにかかる時間のことです。
ドメイン名(Domain Name)は、ウェブサイト、Eメール、FTPなどの覚えやすくて使用しやすいサーバーアドレスのセットです。データ伝送中にコンピューターの電子位置(位置情報を指す場合もある)を識別するために使用されます。
業務サーバー(オリジンサーバー)とエッジサーバーの中間層に位置するback to originサーバーです。中間ソースサーバーは、複数のエッジサーバーからのback to originリクエストをキャッシュでき、同じコンテンツのリクエストに対しては、1回だけでback to originすると、コンテンツを各エッジサーバーに配信できるため、業務サーバー(即ち、オリジンサーバー)のアクセス負荷を軽減することができます。
ユーザー自身のWebサービスが所在しているサーバーのことです。加速ドメイン名にアクセスする場合、サーバーの対応する外部ネットワークのIPアドレスをオリジンサーバーとして記入できます。
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