ビデオのドラッグ構成

最終更新日:2022-04-14 18:39:38

設定シナリオ

ビデオドラッグは主にVODシナリオで発生します。ユーザーが再生の進捗状況をドラッグすると、サーバーへ以下のようなリクエストが送信されます。
http://www.test.com/test.flv?start=10
この場合、10バイト目以降のデータが返されます。VODシナリオのビデオファイルはいずれも各CDNノードにキャッシュされているため、この設定を有効にすることで、各ノードがこのようなリクエストに直接応答することができます。
ビデオドラッグをオンにするにはパラメータ無視設定を同時にアクティブ化する必要があります。つまりキャッシュキールールの中の全てのルールのパラメータ無視設定を「すべて無視」にし、オリジンサーバーがrangeリクエストをサポートしている必要があります。サポートされるファイル形式はmp4、flv、tsです。

ファイルタイプ	meta情報	start パラメータの説明	リクエストの例
MP4	オリジンサーバーのビデオのmeta情報がファイルのヘッダーに含まれなければなりません。meta情報が最後にあるビデオを対応していません	startパラメータは時刻を示し、単位が秒です、小数点によるミリ秒までの表示を対応しています（例えば start = 1.01は開始時間が1.01sであることを示している）。CDN はstart表される時刻の前のキーフレーム（現在のstartがキーフレームでない場合）を位置づけます	`http://www.test.com/demo.mp4?start=10`は第10秒から再生を開始することを示しています
FLV	オリジンサーバーのビデオはmeta情報を備えなければなりません	start パラメータはバイトを示しています、CDN はstart表される時刻の前のキーフレーム（現在のstartがキーフレームでない場合）を自動的に位置づけます	`http://www.test.com/demo.flv?start=10` は第10秒から再生を開始することを示しています
TS	特別な要件はありません	startパラメータはバイトを示し、CDNはstartパラメータが示すバイトに自動的に配置されます	`http://www.test.com/demo.ts?start=10` は10番目のバイトから再生を開始することを意味します

CDNコンソールにログインし、左側のメニューバーから【ドメイン名管理】を選択し、業務タイプがストリーミングメディアVODアクセラレーションであるドメイン名を選択して、ドメイン名の設定画面に入ると、Tabの【アクセス制御】画面に【ビデオドラッグ】が表示されます。デフォルトではオフ状態になっています。

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