Tencent Cloud CDNは、デフォルトでは301/302ステータスコードをキャッシュしません。オリジンサーバーから301/302リクエストを返すと、CDNノードはデフォルトでクライアントに応答を返し、クライアントは対応するリソースにリダイレクトされアクセスします。
「Follow 301/302 設定」が有効になっている場合は、CDNノードは、back-to-origin中に301/302リダイレクト要求を受信すると、必要なリソースを取得するまでリダイレクトされます(最大3回フォロー可能)。実際のリソースをクライアントに返し、クライアントをリダイレクトする必要はありません。
CDNコンソールにログインし、メニューバーで【ドメイン名管理】を選択して、ドメイン名の右側にある【管理】をクリックすると、ドメイン名設定画面に入ります。第4欄の【back-to-origin設定】タブで【Follow 301/302 設定】をを見つけます。この設定はデフォルトで無効になっています。
ドメイン名cloud.tencent.com
の「Follow 301/302 設定」が次のように設定されているとします
ユーザーAがリソースhttp://cloud.tencent.com/1.jpg
をリクエストします。ノードでキャッシュヒットしない時は、ノードはオリジンサーバーへリクエストを転送してリソースを要求します。オリジンサーバーから返されたHTTP Response ステータスコードが302で、リダイレクト先アドレスがhttp://cloud.tencent.com/1.jpgの場合、次のようになります。
http://cloud.tencent.com/1.jpg
に対しリクエストを送信すると、直接キャッシュをヒットし、リソースがユーザーに返されます。ドメイン名cloud.tencent.com
の301/302リダイレクト設定は以下のとおりです。
ユーザーAがリソースhttp://cloud.tencent.com/1.jpg
をリクエストします。ノードでキャッシュヒットしない時は、ノードはオリジンサーバーへリクエストを転送してリソースを要求します。オリジンサーバーから返されたHTTP Response ステータスコードが301/302で、リダイレクト先アドレスがhttp://cloud.tencent.com/1.jpgの場合、次のようになります。
http://xxx.tencent.com/1.jpg
に対しリクエストを送信し、当該ドメイン名がCDNに接続されていない場合、アクセラレーションは有効になりません。http://cloud.tencent.com/1.jpg
に対しリクエストを送信すると、上記プロセスが繰り返されます。
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