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Javaのインストールと設定

最終更新日:2023-06-15 16:13:28

    JDKはJavaソフトウェア開発ツールキットです。ここでは、JDK 1.8バージョンを例として、WindowsとLinuxシステムにおけるJDKのインストールと環境設定の手順についてそれぞれご紹介します。

    Windows

    1.JDKのダウンロード

    Oracle公式サイトに進み、適切なJDKのバージョンをダウンロードします。

    2. インストール

    プロンプトに従って、ステップバイステップでインストールします。インストール中にインストールディレクトリをカスタマイズすることができます(デフォルトではCドライブにインストールします)。例えば、選択するインストールディレクトリは、D:\Program Files\Java\jdk1.8.0_31D:\Program Files\Java\jre1.8.0_31です。

    3. 設定

    インストールが完了したら、コンピュータ>プロパティ>高度なシステム設定>環境変数>システム変数>新規作成を右クリックして、ソフトウェアをそれぞれ設定します。
    変数名(N):JAVA_HOME
    変数値(V):D:\Program Files\Java\jdk1.8.0_31(実際のインストールパスに従って設定してください)。

    変数名(N):CLASSPATH
    変数値(V):.;%JAVA_HOME%\lib\dt.jar;%JAVA_HOME%\lib\tools.jar;(変数の値は.から始まりますので、ご注意ください)。

    変数名(N):Path
    変数値(V):%JAVA_HOME%\bin;%JAVA_HOME%\jre\bin;

    4. テスト

    設定が成功したかどうかをテストするには、スタート(またはショートカットキー:Win+R)>実行(cmdを入力)>OK(またはEnterキーを押す)をクリックし、コマンドjavacを入力してEnterキーを押します。下図のような情報が表示されれば、環境変数の設定は成功です。

    Linux

    yumまたはapt-getコマンドを使用してopenjdkをインストールすると、クラスライブラリが不完全になり、ユーザーがインストール後に関連ツールを実行する際、エラーが報告される場合がありますので、ここでは手動で解凍してJDKをインストールする方法をお勧めします。具体的な手順は、次のとおりです。

    1.JDKのダウンロード

    Oracle公式サイトに進み、適切なJDKのバージョンをダウンロードし、インストールの準備を行います。

    注意:

    以下は、例としてjdk-8u151-linux-x64.tar.gzを取り上げています。他のバージョンをダウンロードする場合は、ファイルの拡張子が.tar.gzであることに注意してください。

    2. ディレクトリの作成

    以下のコマンドを実行し、/usr/ディレクトリにjavaディレクトリを作成します。

    mkdir /usr/java
    cd /usr/java 
    

    ダウンロードしたファイルjdk-8u151-linux-x64.tar.gzを/usr/java/ディレクトリにコピーします。

    3.JDKの解凍

    次のコマンドを実行して、ファイルを解凍します。

    tar -zxvf jdk-8u151-linux-x64.tar.gz 
    

    4. 環境変数の設定

    /etc/profileファイルを編集し、profileファイルに次の内容を追加して保存します。

    # set java environment
    JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.8.0_151        
    JRE_HOME=/usr/java/jdk1.8.0_151/jre     
    CLASS_PATH=.:$JAVA_HOME/lib/dt.jar:$JAVA_HOME/lib/tools.jar:$JRE_HOME/lib
    PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin:$JRE_HOME/bin
    export JAVA_HOME JRE_HOME CLASS_PATH PATH 
    
    注意:

    ここでJAVA_HOME、JRE_HOMEは、実際のインストールパスとJDKのバージョンに応じて設定してください。

    変更を有効にするには、以下を実行します。

    source /etc/profile 
    

    5. テスト

    次のコマンドを実行して、テストを行います。

    java -version
    

    Javaのバージョン情報が表示されれば、JDKのインストールは成功です。

    java version "1.8.0_151"
    Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_151-b12)
    Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.151-b12, mixed mode)
    
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