ファイルストリームまたはファイルハンドラ等の方式を使用してアップロードする場合、それらのストリームまたはハンドラには通常、オフセットポインタが含まれます。COSによってアップロードを行う前にこれらのストリームまたはハンドラを使用した場合、そのオフセットポインタはファイルの開始位置を指していない可能性があります。SDKはアップロードの際にデフォルトでこのオフセットポインタの位置からコンテンツを読みとるため、コンテンツが分割されたり、空ファイルがそのままアップロードされたりする可能性があります。オフセットをチェックし、必要に応じてオフセットポインタを開始位置に合わせることをお勧めします。
COSのオブジェクトアクセスアドレス(ファイルURL)を、固定された形式を使用してスプライシングします。さらに詳しくお知りになりたい場合は、オブジェクトの概要- オブジェクトアクセスアドレスをご参照ください。
次の手順に従って、トラブルシューティングを実施してください。
COS内の各オブジェクトにはそれぞれにEtag値が対応しており、ファイルのアップロードに成功すると、StringタイプのEtag値が返されます。アップロード成功後に返されるEtagはNULLではないため、判断条件を追加することで、ファイルのアップロードが成功したかどうかを確認することができます。
リクエスト送信時に指定のrefererを含むHeaderを追加することで、オブジェクトを正常にリクエストすることができます。
署名付きリンクの生成はローカルロジックであり、ネットワークリクエストは発生しません。そのため、余計なネットワーク遅延は発生せず、追加料金が発生することもありません。署名付きリンクを取得する必要がある場合は、いつでもSDKのインターフェースを呼び出して生成することができます。
署名付きURLのメソッドは固定されたデフォルトのドメイン名となります。ご自身でエンコードを行って切り替える必要があります。
COSのディレクトリは仮想ディレクトリであり、実際には / で終わる1つのオブジェクトです。オブジェクトアップロードインターフェースを呼び出し、 / で終わるオブジェクトキーを作成してディレクトリとすることができます。ミニプログラムSDKによるディレクトリ作成の例をご参照ください。
COSはユーザーの使用上の習慣に沿って、コンソール、COSbrowserなどのグラフィックツールで「フォルダ」または「ディレクトリ」という表示方法を疑似的に再現しています。具体的には、キー値がproject/、内容が空のオブジェクトを作成することで、従来のフォルダを模した表示方法を実現します。このため、SDKによって取得するObjectListには、オブジェクト名が「/」で終わる空のオブジェクトが含まれる場合があります。
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