概要
Cloud Object Storage(COS)コンソールは、ストレージデータの概要ページを提供しており、そのページでは、バケット数、オブジェクト数、ストレージ使用量、リクエスト数、トラフィックなどのデータを確認することができます。
注意:
- サブアカウントでデータを確認するには、バケットリストアクセス権限が必要です。詳細については、サブアカウントのアクセスバケットリストドキュメントのプリセットポリシーの箇所をご参照ください。
- このデータの概要は、バケット数を除いたリアルタイムデータですが、他のデータはリアルタイムデータではなく、約2時間の遅延があります。このデータは、モニタリングデータの参照のみを目的としており、正確な課金計測データを確認する必要がある場合は、料金センターで確認することができます。
データ折れ線グラフの確認
操作手順
- COSコンソールにログインし、左側メニューの使用統計>基本使用統計をクリックし、データモニタリングページに進みます。
- データの概要ページでは、以下の情報を確認することができます。
- バケット数:現在作成されているバケット総数です。
- オブジェクト数:現在作成されているすべてのバケット内のオブジェクト総数で、さまざまなストレージタイプのオブジェクト数の表示もサポートしています。
- 当月の1日あたり平均ストレージ使用量:当月の1日あたりの平均ストレージ使用量で、具体的な計算式は、現在のストレージ量/当月の日数です。標準ストレージ、標準ストレージ(マルチAZ)、低頻度ストレージ、低頻度ストレージ(マルチAZ)、アーカイブストレージといったタイプごとに、1日あたり平均ストレージ使用量があります。
- ストレージ使用量折れ線グラフ:標準ストレージ、標準ストレージ(マルチAZ)、低頻度ストレージ、アーカイブストレージのストレージ使用量を選択して表示できます。過去1年間のデータ内訳の照会をサポートしています。
- トラフィック折れ線グラフ:現在は標準ストレージ、標準ストレージ(マルチAZ)、低頻度ストレージのパブリックネットワークダウンリンクトラフィック、プライベートネットワークトラフィック、CDN back-to-originトラフィックを選択して表示できます。過去1年間のデータ内訳の照会をサポートしています。
- リクエスト数折れ線グラフ:標準ストレージ、標準ストレージ(マルチAZ)、低頻度ストレージタイプの読み取り/書き込みリクエストを選択して表示できます。過去1年間のデータ内訳の照会をサポートしています。
- ユーザー有効リクエスト比率折れ線グラフ:標準ストレージ、標準ストレージ(マルチAZ)のユーザーの有効な読み取り/書き込みリクエスト比率を選択して表示できます。過去1年間のデータ内訳の照会をサポートしています。
- データ取得量折れ線グラフ:低頻度ストレージ、CASタイプのデータ取得量の表示をサポートします。そのうちCASタイプには、高速取得量、標準取得量、一括取得量があります。過去1年間のデータ内訳の照会をサポートしています。
- バケットデータの概要:バケットごとに昨日または当月のバケットの主要データを表示します。主要データのカテゴリーは、選択したストレージのタイプによって、標準ストレージ、標準ストレージ(マルチAZ)、低頻度ストレージ、アーカイブストレージの使用量、低頻度データ取得量、アーカイブデータ取得量、標準・標準(マルチAZ)・低頻度の読み取り/書き込みリクエスト数、パブリックネットワークダウンストリームトラフィック、プライベートネットワークダウンストリームトラフィック、CDN back-to-originトラフィックがあります。
- グラフ右上のダウンロードボタンで、主要データをワンクリックでエクスポートできます。
バケットディメンションごとにデータを表示
操作手順
- COSコンソールにログインし、左側メニューのバケットリストをクリックし、インターフェースで統計データを選択します。
- 統計データインターフェースでは、各バケットのストレージ使用量、データ取得量、トラフィックおよびリクエスト数など、ストレージタイプや時間帯ごとの統計データを確認することができます。
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