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ログ管理の制限

最終更新日:2022-05-19 15:04:59

    ログ管理機能は、指定したソースバケットについて、その詳細なアクセス情報を記録し、これらの情報をログファイル形式で指定のバケットに保存することで、バケットのより適切な管理を実現するものです。

    現在、アクセスログ管理機能には次のような使用上の制限があります。

    • 配信頻度制限:ログは5分に1回生成されます。
    • 配信ログファイルのサイズ制限:1回に配信できるログファイルは最大256MBまでであり、この制限を超えた時点で新しいファイルとして配信されます。
    • ログ配信形式:1件のレコードにつき1行となり、各レコードに複数のフィールドが含まれます。フィールドの間はスペースで区切ります。
    • 配信フィールドの制限:配信フィールドの制限に関しては、ログ管理の概要の説明をご参照ください。
    • 無効なフィールドの説明:ログの中に-という記号が存在する場合、そのフィールドは無効またはデフォルトのレコードであることを表します。

    ログに記録される内容

    • ユーザーが送信したオブジェクトのアップロード、ダウンロード、ならびにバケットの作成・削除、バケット設定の変更などのリクエスト。
    • ユーザーがCDNを通じてコンテンツを配信し、CDNからCOSオリジンサーバーに戻ってデータをプルした際に発生したリクエスト。

    ログに記録されない内容

    • オフラインback-to-originリクエスト:ユーザーがback-to-originを設定した後、COS内にオブジェクトがなく、ユーザーが指定したオリジンサーバーからデータをダウンロードした場合、そのダウンロード操作をオフラインback-to-originリクエストといいます。これはログには記録されません。
    • 静的ウェブサイト内のリダイレクト操作:ユーザーが静的ウェブサイト機能でリダイレクトを設定している場合、index.htmlにアクセスすると他のページにリダイレクトされる場合があります。このようなリダイレクト操作はログには記録されません。
    • ライフサイクルによる移行、削除などの操作:ユーザーがライフサイクル機能を設定し、期限切れとなったオブジェクトを移行または削除する場合、これらの移行および削除操作はCOSバックエンドで実現されるため、ログには記録されません。
    • オブジェクトのリストアップおよびリストレポートのアップロード操作:リスト機能はユーザーに代わり、定期的にバケット内の全部または指定のオブジェクトをリストアップし、生成したリストレポートをユーザーのバケットに配信するものです。オブジェクトのリストアップおよびリストレポート配信の操作はログには記録されません。
    • オブジェクトの地域間コピー操作:地域間コピー機能ではソースバケットからオブジェクトを取得し、そのオブジェクトをターゲットバケットにアップロードする必要があります。これらの操作はCOSバックエンドで実現されるため、ログには記録されません。
    • COS Select機能におけるオブジェクトダウンロード操作:COS Select機能はユーザーのオブジェクト検索をアシストするもので、検索を行うには先にストレージデバイスからデータを取得する必要があります。オブジェクトのダウンロード操作はCOSバックエンドで実現されるため、ログには記録されません。
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