2022年5月9日より、Cloud Object Storage(COS)サービスではデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名の新規追加をサポートしないことになりました。すでに有効化している、または過去に有効化したことのあるデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名には影響はなく、引き続きご利用いただけますが、デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名の代わりにカスタムCDNアクセラレーションドメイン名を使用することをお勧めします。デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名に関する説明については、デフォルトのアクセラレーションドメイン名に対するCDNアクセラレーションの設定をご参照ください。
デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名の、ユーザー別のサポート状況は次のとおりです。
2022年5月9日以降に新規登録したCOSユーザーに対しては、デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名機能はサポートしません。
バケットの状態 | 説明 |
---|---|
新規作成のバケット | 2022年5月9日以降に作成したバケットについては、デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名機能の有効化はサポートしません。 |
作成済みのバケット(デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を有効化したことがない場合) | 2022年5月9日までに、バケットでデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を有効化していない場合、デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名機能の有効化はサポートしません。 |
作成済みのバケット(デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を有効化したことがあり、かつ現在は無効な状態になっている場合) | 2022年5月9日までに、バケットでデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を有効化したことがあるが、現在は無効な状態になっている場合は、デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を引き続き使用することができます。 |
作成済みのバケット(デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を有効化しており、かつ現在も有効な状態の場合) | 2022年5月9日までに、バケットでデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を有効化しており、かつ現在も有効な状態の場合は、デフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を引き続き使用することができます。 |
有効および無効な状態になっているデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を確認するには、次の2つの手段があります。これらのドメイン名に対応するバケットでは、2022年5月9日以降も引き続きデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を使用することができます。
CDNコンソールの【ドメイン名管理】で、有効および無効な状態になっているデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名を確認することができます。ドメイン名の形式が<bucketname-appid>.file.myqcloud.com
であれば、アクセス方式はCOSオリジンです。
注意:2022年5月9日時点で無効な状態になっているデフォルトのCDNドメイン名は引き続き使用できますが、すでに削除したデフォルトのCDNアクセラレーションドメイン名はCDNコンソールにレコードがないため、使用できなくなります。
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