お客様が日額請求書でより正確な費用管理を実現できるようにするため、2022年7月1日より、COS ストレージ容量、リクエスト、データ取り戻しの課金項目は月額課金から段階的に日額課金にアップグレードされます。今回のリリースはユーザーによって段階的に実施いたします。具体的な実施時間は、通知(サイト内メール、メール、SMS)にてお知らせします。発行済みの請求書には影響を及ぼさないため、特に操作する必要はありません。
説明:
課金モードと請求書の統計周期:COSはデフォルトで従量課金(後払い)とします。
- 月額課金の対象となるリソース:1月1日00:00 ~ 1月31日23:59の間に発生したリソースに対して、2月1日に料金を差し引きます。差し引き周期に準じると、このレコードは2月の請求書に計算されます。課金周期に準じると、このレコードは1月の請求書に計算されます。
- 日額課金の対象となるリソース:1月31日00:00 ~ 23:59の間に発生したリソースに対して、2月1日に料金を差し引きます。差し引き周期に準じると、このレコードは2月の請求書に計算されます。課金周期に準じると、このレコードは1月の請求書に計算されます。
2022年7月1日より、月額課金は段階的に日額課金にアップグレードされます。具体的なアップグレード時間は、通知(サイト内メール、メール、SMS)にてお知らせします。アップグレード後に、毎日前日の請求書が発行されますので、ご注意ください。
課金項目 | アップグレード前 | アップグレード後 |
---|---|---|
ストレージ容量費用、リクエスト費用、データ取り戻し費用 | 月額課金で、毎月1日に前月発生した費用を計算し請求書を発行 | 日額課金で、毎日前日発生した費用を計算し請求書を発行 |
トラフィック費用、管理機能費用 | 日額課金で、毎日前日発生した費用を計算 | 変更なし |
アップグレード後について、以下に詳しく説明します:
課金項目 | 課金項目の説明 | 価格説明 | 課金周期 |
---|---|---|---|
ストレージ容量 | ストレージの容量と時間で計算 | 価格の「米ドル/GB/月」は課金周期によります。そのうち、価格中の「月」は30日を指します。日額課金の料金は、「日次単価=月次単価 / 30」で換算してください。例えば、北京リージョンの標準ストレージ容量の月次単価を0.024米ドル/GB/月とすれば、日次単価が0.024 / 30 = 0.0008米ドル/GB/日となります。 | 日額課金 |
リクエスト | COSへのリクエスト回数で計算 | 価格の「米ドル/万回」が課金周期と関係がなく、日額課金の料金は換算する必要がありません。例えば、北京リージョンの標準ストレージ読み書きリクエストの価格を0.002米ドル/万回とすれば、日額課金か月額課金にもかかわらず、請求料金は同じです。 | 日額課金 |
データ取り戻し | 実際に取り戻したデータのサイズで課金 | 価格の「米ドル/GB」が課金周期と関係がなく、日額課金の料金は換算する必要がありません。例えば、北京リージョンの低頻度ストレージデータ取り戻しの価格を0.002米ドル/GBとすれば、日額課金か月額課金にもかかわらず、データ取り戻しの料金は同じです。 | 日額課金 |
説明:
- ストレージ容量費用:月額課金の場合、1カ月30日で計算します。日額課金の場合、毎月の実際の日数で計算します。
- 請求書のばらつきの説明:毎月の使用量が同じな場合、ストレージ容量の請求書にはばらつきが生じます。1カ月すべて使用した場合、1月が31日、2月が28日または29日、4月が30日で計算されます。
今回のアップグレード後に、課金周期による課金項目の課金計算式は以下のとおりになります:
課金項目 | サブ課金項目 | 課金の計算式 | 課金周期 |
---|---|---|---|
ストレージ容量費用 | ストレージ容量費用 | ストレージ容量費用 = 月次ストレージ容量単価 × 月間ストレージ容量 | 月額課金 |
ストレージ容量費用 = 日次ストレージ容量単価 × 日間ストレージ容量= 月次ストレージ容量単価 / 30 x 当日の「5分ごとのストレージ容量」の合計 / 288 | 日額課金 | ||
リクエスト費用 | 読み取りリクエスト費用 | 読み取りリクエスト費用 = 1万回のリクエスト単価 × 月間累計リクエスト回数 / 10000 | 月額課金 |
読み取りリクエスト費用 = 1万回のリクエスト単価 × 日間累計リクエスト回数 / 10000 | 日額課金 | ||
書き込みリクエスト費用 | 書き込みリクエスト費用 = 1万回のリクエスト単価 × 月間累計リクエスト回数 / 10000 | 月額課金 | |
書き込みリクエスト費用 = 1万回のリクエスト単価 × 日間累計リクエスト回数 / 10000 | 日額課金 | ||
取り戻しリクエスト費用 | 取り戻しリクエスト費用 = 1万回のリクエスト単価 × 月間累計リクエスト回数 / 10000 | 月額課金 | |
取り戻しリクエスト費用 = 1万回のリクエスト単価 × 日間累計リクエスト回数 / 10000 | 日額課金 | ||
オブジェクト監視費用 | オブジェクト監視費用 = 1万オブジェクトの監視単価 × 月間累計オブジェクト数 / 10000 | 月額課金 | |
オブジェクト監視費用 = 1万オブジェクトの監視単価 / 30 × 日間累計オブジェクト数 / 10000 | 日額課金 | ||
データ取り戻し費用 | データ取り戻し費用 | データ取り戻し費用 = 1GBの単価 × 月間データ取り戻しサイズ | 月額課金 |
データ取り戻し費用 = 1GBの単価 × 日間データ取り戻しサイズ | 日額課金 |
Tencent Cloud公式サイトのコンソールにログインし、料金センターの 請求書で請求書を参照、ダウンロードできます。
操作手順
COSの従量課金(後払い)の料金については、 製品価格をご参照ください。 料金シミュレーション を使用して費用の見積を実施することができます。
COSの課金項目については、従量課金(後払い)をご参照ください。今回変更がある課金項目の詳細については、以下のドキュメントをご参照ください:
今回のアップグレードに疑問などがありましたら、お問い合わせまでお問い合わせください。
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