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Android&iOS&Windows&Mac

最終更新日:2022-09-06 10:40:53

    内容紹介

    TRTRTCCloudでは、以下の方式で画質を調整できます。

    ここでは、主に上述のパラメータを設定し、TRTC SDKの画質効果を項目のニーズに適合させる方法を紹介します。
    以下のDemoを参照することもできます。

    iOS Android Mac OS Windows Web Electron Flutter

    Web端末で画質の詳細操作を設定します。 設定ガイドをご参照ください。

    TRTCAppScene

    • VideoCall
      ビデオ通信のユースケース、すなわち、長時間二人以上のビデオ通信に対応するユースケースです。内部のエンコーダーおよびネットワークプロトコルを最適化して流暢性に特化し、通話ディレーおよび遅延率を低下させます。

    • LIVE
      ライブストリーミングのユースケース、すなわち、長時間一人でのライブストリーミングに対応し、時々多人数でのビデオインタラクティブのユースケースに対応します。内部エンコーダーおよびネットワークプロトコルは最適化して性能及び互換性に特化し、性能及び解像度をさらに良くします。

    TRTCVideoEncParam

    推奨する設定

    ユースケース videoResolution videoFps videoBitrate
    ビデオ通話(携帯電話) 640x360 15 550kbps
    ビデオミーティング(メイン画面 @ Mac Win) 1280x720 15 1200kbps
    ビデオミーティング(メイン画面 @ 携帯電話) 640x360 15 900kbps
    ビデオミーティング(小画面) 320x180 15 250kbps
    eラーニング(教師 @ Mac Win) 960x540 15 850kbps
    eラーニング(教師 @ iPad) 640x360 15 550kbps
    eラーニング(学生) 320x180 15 250kbps

    各フィールドの詳細説明

    • (TRTCVideoResolution) videoResolution
      エンコード解像度は、 例えば、640 x 360 はエンコードした画面の幅(画素) x 高さ(画素)を指し、TRTCVideoResolution で列挙した定義では、幅は高さ以上の長さとの横型スクリーン(Landscape)の解像度を定義しただけです。縦型スクリーン解像度を使用したい場合は、 resModeを Portraitに設定する必要があります。

      注意:

      多くのハードウェアのコーデックが 16 で割り切れる画素数の幅のみをサポートすることから、 SDKが実際にエンコードする解像度は、必ずしもパラメータに従って自ら設定したわけではなく、 16 で割って自動で修正したものです。例えば、 640 x 360 の解像度なら、 SDK 内部では 640 x 368に対応することがありえます。

    • (TRTCVideoResolutionMode) resMode
      横スクリーンまたは縦スクリーンの解像度を指し、TRTCVideoResolution には横スクリーンの解像度しか定義していないことから、 360 x 640 のような縦スクリーン解像度を使用したい場合は、 resMode を TRTCVideoResolutionModePortraitに指定する必要があります。一般に PCおよび Macは、横スクリーン(Landscape)解像度を採用し、携帯電話は縦スクリーン(Portrait)解像度を採用しています。

    • (int) videoFps
      フレームレート(FPS)も、毎秒どれだけのフレーム画面をエンコードするかを示すものです。15 FPSに設定することをお薦めします。そうすれば、画面が十分にスムーズに流れ、毎秒のフレーム数が多すぎることによりフレーム画面の明瞭度を下げることはありません。

      スムーズさへの要求が高い場合は、20FPSまたは25FPSに設定することができます。しかし、25FPSより大きい数値には設定しないでください。映画の通常のフレームレートも24FPSしかないためです。

    • (int) videoBitrate
      ビットレート(Bitrate)とは、毎秒エンコーダーがどれだけかのKbit のエンコードを出力した後のバイナリーデータのことです。 videoBitrate を 800kbpsに設定した場合は、エンコーダーが毎秒 800kbit のビデオデータを産生することになります。これらのデータを一つのファイルに保存すると、ファイル容量は 800kbit、つまり100KB、0.1MBになります。

      ビデオビットレートは高ければ良いというものではなく、解像度との間にやや適切なマッピング関係があり、下表の示すとおりになります。

      解像度ビットレート参照表

    解像度の定義 アスペクト比 推奨ビットレート(VideoCall) 推奨ビットレート(LIVE)
    TRTCVideoResolution_120_120 1:1 80kbps 120kbps
    TRTCVideoResolution_160_160 1:1 100kbps 150kbps
    TRTCVideoResolution_270_270 1:1 200kbps 300kbps
    TRTCVideoResolution_480_480 1:1 350kbps 525kbps
    TRTCVideoResolution_160_120 4:3 100kbps 150kbps
    TRTCVideoResolution_240_180 4:3 150kbps 225kbps
    TRTCVideoResolution_280_210 4:3 200kbps 300kbps
    TRTCVideoResolution_320_240 4:3 250kbps 375kbps
    TRTCVideoResolution_400_300 4:3 300kbps 450kbps
    TRTCVideoResolution_480_360 4:3 400kbps 600kbps
    TRTCVideoResolution_640_480 4:3 600kbps 900kbps
    TRTCVideoResolution_960_720 4:3 1000kbps 1500kbps
    TRTCVideoResolution_160_90 16:9 150kbps 250kbps
    TRTCVideoResolution_256_144 16:9 200kbps 300kbps
    TRTCVideoResolution_320_180 16:9 250kbps 400kbps
    TRTCVideoResolution_480_270 16:9 350kbps 550kbps
    TRTCVideoResolution_640_360 16:9 550kbps 900kbps
    TRTCVideoResolution_960_540 16:9 850kbps 1300kbps
    TRTCVideoResolution_1280_720 16:9 1200kbps 1800kbps
    TRTCVideoResolution_1920_1080 16:9 2000kbps 3000kbps

    TRTCNetworkQosParam

    QosPreference

    ネットワークの帯域幅に比較的余裕がある状況では、明瞭度とスムーズさは同時に対応できます。しかし、ユーザーのネットワークが満足のいく状態でない場合は、最終的に明瞭度とスムーズさのどちらを優先するかを、TRTCNetworkQosParam の preference パラメータを指定することで選択することができます。

    • スムーズさを優先(TRTCVideoQosPreferenceSmooth)
      ユーザーのネットワーク環境が脆弱な場合は、画面がぼやけ、モザイクが多くかかることがあります。しかし、スムーズさを維持しラグを軽減することができます。

    • 解像度を優先(TRTCVideoQosPreferenceClear)
      ユーザーのネットワーク環境が脆弱な場合は、画面はできるだけ明瞭さを維持しますが、ラグが現れやすくなります。

    ControlMode

    controlMode パラメータでは、 TRTCQosControlModeServer を選択すればOKです。TRTCQosControlModeClient は、Tencent Cloud研究開発チームが内部テスト用としたものですので、無視してください。

    よく見られるエラー箇所

    1. 解像度は高いほど良いのですか?
    やや高い解像度も、やや高いビットレートでのサポートが必要です。1280 x 720の解像度を選択した場合は、ビットレートを200kbpsに指定すると、画面に大量のモザイクが出てしまいます。 解像度ビットレート参照リストを参照して設定することをお薦めします。

    2. フレームレートは高いほど良いですか?
    カメラで撮影する画面は、露出段階ですべての現実の物体の完全なマッピングですので、フレームレートが高いほど、スムーズに感じるわけではありません。この点でゲームのFPSと異なります。正反対に、フレームレートが高すぎると、各フレームの画質を損ない、カメラの露出時間も減少させ、効果はさらに落ちることになります。

    3. ビットレートは高いほど良いですか?
    高いビットレートも高い解像度によって対応します。 320 x 240 の解像度に、1000kbps のビットレートは大きすぎますので、 解像度ビットレート参照リスト を参照して設定することをお薦めします。

    4. Wi-Fi を使用する場合、高い解像度およびビットレートを設定可能
    Wi-Fiのネット速度がいつも変わらないということはありません。無線ルーターから遠い場合、またはルーター回線が占有されている場合は、ネット速度は4Gよりも劣ることになります。
    こうした状況では、TRTC SDKは速度計測機能を提供し、ビデオ通信前に速度を計測し、測定値からネットワークの良し悪しを判断します。

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