tencent cloud

フィードバック

Windows C++

最終更新日:2022-12-26 10:43:35

    このドキュメントでは、主にTencent Cloud TRTC Demo (Windows C++)を素早く実行する方法を紹介します。

    環境要件

    • Microsoft Visual Studio 2017バージョン以上、Microsoft Visual Studio 2019の使用を推奨します。
    • QT(QT 5.14.xバージョン)開発環境をダウンロードしてインストールします。
    • .vsixプラグインファイルをダウンロードしてインストールします。公式サイトで対応するプラグインのバージョンを探してインストールすると完了できます。
    • VSを開いてツールバーからQT VS Tools -> Qt Options -> Qt Versionsをさがし、自分のQtコンパイラ msvcをadd(追加)します。
    • SDK/CPlusPlus/Win64/lib 下のすべての .dll ファイルをプロジェクトディレクトリ下の debug / release フォルダ下にコピーする必要があります。
      注意:

      Debug/releaseフォルダはいずれもVSの環境構成後に自動的に生成されます。32bitプログラムならば、SDK/CPlusPlus/Win64/lib下のすべての.dlldebug / release フォルダ下にコピーする必要があります。

    前提条件

    Tencent Cloudの登録によりアカウントを登録している。

    操作手順

    手順1:新規アプリケーションの作成

    1. TRTCコンソールにログインし、【アプリケーション管理】を選択します。

    2. 【アプリケーションの作成】をクリックし、APIExampleなどのアプリケーション名を入力します。すでにアプリケーションを作成している場合は、【既存のアプリケーションを選択】にチェックを入れ、【次のステップ】をクリックします。

    ステップ2:サンプルコードのダウンロード

    1. UIなしの統合を選択後、ご自身の業務プラットフォームに合わせて、Githubで対応するプラットフォームのサンプルコードをダウンロードします。
    2. ダウンロード完了後、【次のステップ】をクリックします。

    ステップ3:プロジェクトの設定

    1. サンプルプロジェクトのクイックスタート段階で【デバッグ段階】を選択します。その後、ご自身のSDKAppID、Secret keyを記録しておきます。
    2. ダウンロードしたサンプルコードを開き、図の指示に従って対応するファイルの場所を探し、ご自身のSDKAppID、Secret keyに変更します。プロジェクトの設定はこれで完了です。【次のステップ】をクリックしてください。
    説明:

    • ここで言及したUserSigの作成法は、クライアントコードにSECRETKEYを設定しますが、この手法のSECRETKEYは逆コンパイルによって逆クラッキングされやすく、キーがいったん漏洩すると、攻撃者はTencent Cloudトラフィックを盗用できるようになります。そのためこの手法は、ローカルのTRTC-API-Exampleクイックスタートおよび機能デバッグにのみ適しています
    • UserSigの正しい発行方法は、UserSigの計算コードをサーバーに統合し、Appのインターフェース向けに提供する方法となります。 UserSigが必要なときは、Appから業務サーバーにリクエストを送信し動的にUserSigを取得します。詳細はサーバーでのUserSig新規作成をご参照ください。

    手順4:コンパイルと実行

    設定完了後、Microsoft Visual Studio(Microsoft Visual Studio 2019の使用を推奨)を使用して、TRTC-API-Example-Qtディレクトリ下のソースコードプロジェクトQTDemo.slnを開いてQT環境を設定します(QT5.14バージョンの使用を推奨)。【実行】をクリックすれば体験できます。

    よくあるご質問

    1. 2台のデバイスで同時にDemoを実行しているのに、お互いの画面が表示されないのはなぜですか。

    2台のデバイスでDemoを実行するときは、異なるUserIDを使用していることを確認してください。TRTCでは、2台のデバイスでの同一UserID(SDKAppIDが異なる場合を除く)の同時使用をサポートしていません。

    2. ファイアウォールにはどのような制限がありますか。

    SDKがUDPプロトコルを使用してオーディオ・ビデオ伝送を行っているため、UDPをブロックするオフィスネットワークでは使用できません。類似した問題がおありの際は、企業ファイアウォール制限の対応をご参照の上、問題及び原因解決にお役立てください。

    お問い合わせ

    カスタマーサービスをご提供できるため、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

    テクニカルサポート

    さらにサポートが必要な場合は、サポートチケットを送信して弊社サポートチームにお問い合わせください。24時間365日のサポートをご提供します。

    電話サポート(24 時間365日対応)