一般のユーザーがネットワーク品質を評価することは困難ですので、ビデオ通話を行う前にネットワークテストを実行することをお勧めします。速度測定はネットワーク品質をより直感的に評価することができます。
iOS | Android | Mac OS | Windows | Electron | Web端末 |
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✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓(参考:Web端末チュートリアル) |
フィールド | 意味 | 意味の説明 |
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success | 成功したかどうか | 今回のテストが成功したかどうか |
errMsg | エラー情報 | 帯域幅テストの詳細なエラー情報 |
ip | サーバー | サーバー速度測定のIP |
quality | ネットワーク品質スコア | 評価アルゴリズムによって測定および計算されたネットワーク品質。lossが低いほど、rttが小さいほど、スコアは高くなります |
upLostRate | 上りパケット損失率 | 範囲は[0 - 1.0]、例えば0.3はサーバーに送信される10データパケットごとに、途中で3パケットが失われる可能性があることを意味します |
downLostRate | 下りパケット損失率 | 範囲は[0 - 1.0]、例えば0.2はサーバーから受信する10データパケットごとに、途中で2パケットが失われる可能性があることを意味します |
rtt | ネットワーク遅延 | SDKとサーバー間の往復で消費される時間を表します。値が小さいほど遅延が少なく、通常の値は10msから100msの間です |
availableUpBandwidth | 上り帯域幅 | 予測される上り帯域幅。単位はkbps、 -1は無効値を表わします |
availableDownBandwidth | 下り帯域幅 | 予測される下り帯域幅。単位はkbps。 -1は無効値を表わします |
TRTCCloudのstartSpeedTest
機能によって速度測定機能を起動できます。速度測定の結果はコールバック関数によって返されます。
// ネットワーク速度測定を起動するためのサンプルコードとして、sdkAppIdとUserSigが必要です(取得方法については基本機能をご参照ください)。
// ここではログイン後の測定開始を例示します
- (void)onLogin:(NSString *)userId userSig:(NSString *)userSid
{
TRTCSpeedTestParams *params;
// sdkAppIDはコンソールから取得した実際のアプリケーションのAppIDです
params.sdkAppID = sdkAppId;
params.userID = userId;
params.userSig = userSig;
// 予想される上り帯域幅(kbps、値範囲: 10 ~ 5000、0の時はテストなし)
params.expectedUpBandwidth = 5000;
// 予想される下り帯域幅(kbps、値範囲: 10 ~ 5000、0の時はテストなし)
params.expectedDownBandwidth = 5000;
[trtcCloud startSpeedTest:params];
}
- (void)onSpeedTestResult:(TRTCSpeedTestResult *)result {
// 速度測定完了後、測定結果がコールバックされます
}
インターフェースを呼び出すことによるネットワーク速度測定を行いたくない場合、詳細なネットワーク品質情報を迅速に得るために、TRTCはデスクトップ版のネットワーク速度測定ツールプログラムも提供しています。
インジケータ | 意味 |
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WiFi Quality | Wi-Fi 信号品質 |
DNS RTT | Tencent Cloudのドメイン名解析時間の速度測定 |
MTR | MTRはネットワークテストツールで、クライアントからTRTCノードまでのパケット損失率とレイテンシーを検出することができます。また、ルートの各ジャンプに関する具体的な情報も確認できます |
UDP Loss | クライアントからTRTCノードまでのUDPパケット損失率 |
UDP RTT | クライアントからTRTCノードまでのUDPレイテンシー |
Local RTT | クライアントからローカルゲートウェイまでのレイテンシー |
Upload | 推定上り帯域幅 |
Download | 推定下り帯域幅 |
クイックテスト:
継続的テスト:
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