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オフラインのデータ移行

最終更新日:2021-02-23 19:15:07

    このドキュメントでは、コンソールとコマンドラインツールの両方を使用してデータを移行する方法について説明します。

    コンソールによるデータの移行

    コンソールによるデータの移行には、物理バックアップと論理バックアップの2つの方法があります。詳細については、次の内容をご参照ください。

    コマンドラインツールによるデータの移行

    1. MySQLコマンドラインツールmysqldumpを使用して、インポートするSQLファイルを次のように生成します。

      注意:

      • mysqldumpを使用してエクスポートされたデータファイルは、購入したMySQLバージョンのSQL仕様と互換性がある必要があります。MySQLにログインして、`select version()を使用して対応するMySQLのバージョン情報を取得できます。生成されたSQLファイル名には、英語/数字/下線を使用できますが、「test」文字は使用できません。
      • 移行元と移行先のデータベースのバージョン、文字セット、およびmysqldumpツールのバージョンが一致しているようにしてください。文字セットはパラメータ--default-character-setで指定できます。
      shell > mysqldump [options] db_name [tbl_name ...] > bak_pathname
      ここで、optionsはエクスポート用オプション、db_nameはデータベース名、tbl_nameはテーブル名、bak_pathnameはエクスポート用パス名です。
      mysqldumpのデータエクスポートの詳細については、MySQL公式マニュアルをご参照ください。
    2. MySQLコマンドラインツールを使用して、次のように移行先データベースにデータをインポートします。
      shell > mysql -h hostname -P port -u username -p < bak_pathname
      ここで、hostnameはデータをリストアする移行先ホスト、portは移行先ホストのポート、usernameは移行先ホストのデータベースのユーザー名、bak_pathnameはバックアップファイルのフルパスです。

    データの移行(Windowsシステム)

    1. Windowsシステムのmysqldumpツールを使用して、インポートするSQLファイルを生成します。詳細については、コマンドラインツールによるデータの移行をご参照ください。

    2. コマンドプロンプトを起動し、MySQLコマンドラインツールを使用して、移行先データベースにデータをインポートします。

    3. 移行先MySQLデータベースにログインして、show databases;コマンドを実行すると、バックアップされたデータベースが移行先データベースにインポートされたことを確認できます。

    データの移行(Linuxシステム)

    このドキュメントでは、LinuxシステムのCVMを例にして説明します。CVMからデータベースにアクセスするには、MySQLデータベースへのアクセスをご参照ください。

    1. CVMにログインして、MySQLコマンドラインツールmysqldumpを使用して、インポートするSQLファイルを生成します。MySQLのdb_blogデータベースを例にして説明します。
    2. MySQLコマンドラインツールを使用して、データを移行先データベースにリストアします。
    3. 移行先MySQLデータベースにログインして、show databases;コマンドを実行すると、バックアップされたデータベースが移行先データベースにインポートされたことを確認できます。

    インポートされたデータファイルの文字セットの符号化方式について

    1. MySQLにインポートされたデータファイルに文字セットの符号化方式が指定されていない場合は、MySQLで設定されている文字セットの符号化方式で実行します。
    2. インポートされたデータファイルに文字セットの符号化方式が指定された場合は、指定された文字セットの符号化方式で実行します。
    3. インポートされたデータファイルの文字セットの符号化方式がMySQLの現在の文字セットの符号化方式と異なる場合、文字化けが発生する可能性があります。

    文字セットの符号化方式の詳細については、文字セットに関する使用制限の説明をご参照ください。

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