このドキュメントでは、コンソールとコマンドラインツールの両方を使用してデータを移行する方法について説明します。
コンソールによるデータの移行には、物理バックアップと論理バックアップの2つの方法があります。詳細については、次の内容をご参照ください。
注意:
- mysqldumpを使用してエクスポートされたデータファイルは、購入したMySQLバージョンのSQL仕様と互換性がある必要があります。MySQLにログインして、`select version()を使用して対応するMySQLのバージョン情報を取得できます。生成されたSQLファイル名には、英語/数字/下線を使用できますが、「test」文字は使用できません。
- 移行元と移行先のデータベースのバージョン、文字セット、およびmysqldumpツールのバージョンが一致しているようにしてください。文字セットはパラメータ
--default-character-set
で指定できます。
shell > mysqldump [options] db_name [tbl_name ...] > bak_pathname
ここで、optionsはエクスポート用オプション、db_nameはデータベース名、tbl_nameはテーブル名、bak_pathnameはエクスポート用パス名です。shell > mysql -h hostname -P port -u username -p < bak_pathname
ここで、hostnameはデータをリストアする移行先ホスト、portは移行先ホストのポート、usernameは移行先ホストのデータベースのユーザー名、bak_pathnameはバックアップファイルのフルパスです。Windowsシステムのmysqldumpツールを使用して、インポートするSQLファイルを生成します。詳細については、コマンドラインツールによるデータの移行をご参照ください。
コマンドプロンプトを起動し、MySQLコマンドラインツールを使用して、移行先データベースにデータをインポートします。
移行先MySQLデータベースにログインして、show databases;
コマンドを実行すると、バックアップされたデータベースが移行先データベースにインポートされたことを確認できます。
このドキュメントでは、LinuxシステムのCVMを例にして説明します。CVMからデータベースにアクセスするには、MySQLデータベースへのアクセスをご参照ください。
show databases;
コマンドを実行すると、バックアップされたデータベースが移行先データベースにインポートされたことを確認できます。文字セットの符号化方式の詳細については、文字セットに関する使用制限の説明をご参照ください。
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