すでに作成してあるAppインストールパッケージをダウンロード、インストールして、リアルタイムインタラクティブ授業の機能を体験することができます。基本的なオーディオビデオ通話、画面共有、ホワイトボード、テキストチャットなどの基本機能を提供するだけでなく、全員のマイクミュート、学生の挙手による発言申請、先生の学生への発言要請、点呼、サインインなどといった高度な機能の提供も実現しました。
すでにTRTCのアプリケーションを作成している場合は、このステップをスキップし、以前作成したアプリケーションのSDKAppIDとキーを直接使用することができます。
TRTCコンソールにログインし、開発支援 > Demoクイックスタート**を選択し、アプリケーションの作成タブでTestTRTC
などのアプリケーション名を入力して、作成**ボタンをクリックします。
ソースコードのダウンロードタブをスキップし、次のステップボタンを直接クリックして設定の変更タブに進み、次のページに表示されたSDKAppIDとキーを以後のステップで使用できるよう、記録します。
説明:リアルタイムインタラクティブ授業はTencent CloudのTRTCとIMという2つの基本的なPaaSサービスを同時に使用し、TRTCをアクティブにした後、IMサービスを同期してアクティブ化することができます。IMは付加価値サービスであり、課金ルールの詳細については、IMの料金説明をご参照ください。
関連するクラウドサービスメニューに進み、下図のIMアプリケーションをクリックしてIMアプリケーション管理ページにジャンプします。
先ほど作成したアプリケーションを見つけてクリックするとアプリケーション管理ページに進みます。
メニューの機能設定 > ログインとメッセージを開くと、下図のように表示されますので、ログイン設定エリアの編集リンクをクリックし、Web端末の同時オンライン可能数を2以上の値に設定します(現在このアプリケーションで同時にログインを必要とするWeb IMインスタンスの数は最大2つで、引き続き使用する際の設定は追加可能です)。
このコードプロジェクトの実行はnode.jsとyarnに依存します。
node.jsのインストール
node.jsは14.16.0以降のバージョンの使用をお勧めします。インストール完了後、コマンドライン端末で以下のコマンドを実行してnode.jsのバージョンを確認することをお勧めします。
node --version
yarnのインストール
node.jsのバージョンが16.10より前の場合は、コマンドライン端末で以下のコマンドを実行してyarnをインストールします。
npm i -g corepack
node.jsのバージョンが16.10以降の場合は、コマンドライン端末で以下のコマンドを実行してyarnをインストールします。
corepack enable
注意:Window10、11で権限不足のエラーメッセージが表示されたときは、管理者としてcmdで実行してみてください。
直接コードのダウンロードができ、解凍後にコードディレクトリtrtc-education-electron
に進むか、またはgit ツールを使用してコードプロジェクトをクローンすることができます。gitツールを使用したコードクローンプロジェクトでは、コマンドライン端末で以下のコマンドを実行してください。
git clone https://github.com/TencentCloud/trtc-education-electron.git
cd trtc-education-electron
src/main/config/generateUserSig.js
ファイルを見つけて開きます。generateUserSig.js
ファイルの関連パラメータを設定します。
注意:
- ここで言及したUserSigの新規作成ソリューションでは、クライアントコードでSECRETKEYを設定します。この手法のうちSECRETKEYは逆コンパイルによって逆向きにクラッキングされやすく、キーがいったん漏洩すると、攻撃者はTencent Cloudトラフィックを盗用できるようになります。そのためこの手法は、ローカルのDemoクイックスタートおよび機能デバッグにのみ適合します。
- UserSigの正しい発行方法は、UserSigの計算コードをサーバー側に統合し、App向けのインターフェースをに提供します。UserSigが必要なときは、Appからサービスサーバーにリクエストを発出し動的にUserSigを取得します。詳細については、サーバーでのUserSig新規作成をご参照ください。
コマンドライン端末で、コードディレクトリtrtc-education-electron
に進み、以下のコマンドを実行します。
yarn
yarn start
注意:
- 初めてyarnコマンド実行の依存関係をインストールする際、Window10、Window11で権限不足のエラーメッセージが表示された場合は、管理者としてcmdで一度実行してみてください。その後は一般ユーザーとしてcmdまたはVisual Studio Code、WebStormといった統合開発ツール付属の端末で実行することができます。
- 依存関係のインストール中に、Electronのダウンロードが遅い、またはスタックするなどの問題が発生した場合は、お問い合わせして問題を解決できます。
コマンドライン端末で、コードディレクトリtrtc-education-electron
に進み、以下のコマンドを実行してインストールパッケージを作成します。作成したインストールパッケージはtrtc-education-electron/build/release
ディレクトリにあり、インストールと実行が可能です。
yarn package
注意:Macインストールパッケージの作成はMac PCのみを使用できます。Windowsインストールパッケージの作成はWindows PCのみを使用できます。
詳細については、お問い合わせにご連絡をいただくか、colleenyu@tencent.comにメールでご連絡ください。
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