Tencent Cloud CDNは、より細かい粒度のback-to-origin設定をサポートし、それぞれのルールに基づき、それぞれのオリジンサーバーアドレスにback-to-originします。例えば、サブパスでのback-to-origin(ファイルタイプ、フォルダ、フルパスファイル(例:/test/1.jpg)、トップページを指定してback-to-origin)、Client IPの所在リージョンに基づくback-to-originなどです。
注意:
- Client IPの所在リージョンに基づくback-to-originは、現在、内部テスト中であり、全面的にリリースされていません。全面的なリリースまで、しばらくお待ちください。
- 現在はメインラインのみをサポートし、プライマリオリジンサーバーに基づきより細かい粒度のback-to-origin設定を行います(オリジンサーバーのタイプ、back-to-origin HOSTは、デフォルトでプライマリオリジンサーバーの設定を継承します。ルールごとの変更はサポートしていません)。
CDNコンソールにログインし、左側のメニューバーで【ドメイン名管理】を選択し、ドメイン名操作列の【管理】をクリックして、ドメイン名設定ページに移動します。Tab【基本設定】ページの【オリジンサーバー情報】モジュール最下部に【高度なback-to-origin設定】が表示されていますので、クリックして開きます。
必要に応じて高度なback-to-origin設定のルールを追加することができます。プライマリオリジンサーバーの【編集】をクリックし、【高度なback-to-origin設定】をクリックすれば編集が可能となります。
設定ルール
説明:
- 最下部の優先度が最上部より高い-この相対位置の優先度の調整は、複数のサブパスのback-to-originルール(ファイルタイプ/フォルダ/フルパスファイル/トップページback-to-originルールの指定)、またはClient IPの存在するリージョンに基づく複数のback-to-originルールなど、同一タイプのback-to-originルールのみに限定されます。
- 同一リクエストが異なるタイプのback-to-originルールに適合する場合は、タイプの優先度に従って実行され、順序はサブパス>Client IPとなります。
例:’江蘇に帰属するClient IPは1.1.1.1 にback-to-originする’および’/test は 2.2.2.2 にback-to-originする’が設定されている場合、江蘇に帰属するClient IPが /test にアクセスすると、 2.2.2.2 にback-to-originします。
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