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オブジェクトのアップロード

最終更新日:2023-06-15 16:07:18

    概要

    COSコンソールから、バケットのファイルリストページにオブジェクトをアップロードすることができます。詳細については、オブジェクトの概要をご参照ください。

    説明:

    • 現在マルチAZ特性をサポートするストレージタイプは、北京、上海、広州、シンガポールリージョンでのみサポートされています。標準ストレージ(マルチAZ)のように、マルチAZ特性のストレージタイプをアップロードしたい場合は、まず対応するリージョンのバケットに対して、 マルチAZ特性の有効化を行ってください。
    • 現在INTELLIGENT_TIERINGストレージタイプは、北京、南京、上海、広州、成都、重慶、東京、シンガポールリージョンでのみサポートされています。このタイプのアップロードが必要な場合は、まず対応するリージョンのバケットに対して、INTELLIGENT_TIERINGストレージ設定の有効化を行ってください。
    • ディープアーカイブストレージタイプは、北京、南京、上海、広州、成都、重慶、東京、シンガポールリージョンでのみサポートされています。このタイプのアップロードが必要な場合は、まず対応するリージョンのバケットを選択してください。
    • コンソールを使用してオブジェクトをアップロードする際、アップロードの速度は現在のネットワーク環境に強く依存します。比較的大きなオブジェクトをアップロードしたい場合、またはネットワーク環境が脆弱な場合は、マルチパートアップロードを優先的に使用することをお勧めします。マルチパートアップロードはファイルを複数のパートに分割して独立してアップロードすることができ、単一パートのアップロードに失敗しても、アップロード済みの他のパートに影響することはありません。マルチパートアップロードのリクエストは、COSCLIツールAPI各言語のSDKを使用して行うことができます。このうち、SDKとCOSCLIは中断からの再開をサポートしており、ツールを再実行すると、アップロードが完了していないファイルのアップロードを再開できるため、全体的なアップロード成功率が向上します。

    前提条件

    オブジェクトをアップロードする前に、バケットが作成されていることを確認してください。オブジェクトが作成されていない場合は、まずバケットの作成のドキュメントをご参照のうえ、操作を行ってください。

    操作手順

    1. COSコンソールにログインします。

    2. 左側ナビゲーションバーでバケットリストをクリックし、バケットリストページに進みます。

    3. ストレージが必要なオブジェクトのバケットをクリックし、バケットのファイルリストページに進みます。

    4. ファイルリストで、ファイルのアップロードをクリックします。

    5. ポップアップしたウィンドウで、ファイルの選択またはフォルダの選択をクリックし、実際のニーズに応じて、1つまたは複数のローカルファイル(またはフォルダ)を選択します。

      説明:

      複数のファイルのアップロードをサポートしていないブラウザもありますので、IE10以上、Firefox、Chromeなどの主流ブラウザを使用することをお勧めします。

    6. (オプション)パラメータ設定をクリックし、ファイルのアップロードウィンドウでオブジェクトの属性を設定します。

      設定に関する説明は次のとおりです。

    • ストレージタイプ:異なるユースケースに基づき、オブジェクトごとに異なるストレージタイプを設定することができます。デフォルトのストレージタイプは標準ストレージです。ストレージタイプの説明についてはストレージタイプをご参照ください。
      注意:

      バケットのマルチAZ設定を有効化した場合、ストレージタイプは、標準ストレージ(マルチAZ)のように、マルチAZ特性を持つストレージタイプのみを選択できます。同時にINTELLIGENT_TIERINGストレージ設定を有効化すると、さらにINTELLIGENT_TIERINGストレージ(マルチAZ)タイプを選択することができます。

    • アクセス権限:オブジェクトごとに異なるアクセス権限を設定することができます。デフォルトのアクセス権限は継承された権限(継承されたバケット権限)です。アクセス権限の詳細については、アクセス制御の基本概念をご参照ください。
    • サーバー側の暗号化:オブジェクトをアップロードすると同時に、オブジェクトのサーバー側の暗号化属性を設定します。Tencent Cloud COSは、アップロードされたオブジェクトにデータ暗号化保護ポリシーを追加し、データを書き込む前の自動的な暗号化を支援するだけでなく、そのデータにアクセスすると自動的に復号を行います。現在、SSE-COS、SSE-KMS(北京、上海、広州リージョンでのみサポートされています)をサポートしています。詳細については、サーバー側の暗号化の概要をご参照ください。
    • オブジェクトタグ:オブジェクトタグはタグのキー(tagKey)とタグの値(tagValue)を「=」でつないだ構成となっています(例:group = IT)。お客様は指定したオブジェクトに対し、タグの設定、照会、削除操作を行うことができます。
    • メタデータ:オブジェクトメタデータとは、サーバーがHTTPプロトコルを使ってHTMLデータをブラウザに渡す前に送る文字列で、HTTP Headerとも呼ばれます。HTTP Headerを変更することで、ページの応答形式を変更したり、キャッシュタイムの変更といった設定情報を伝達したりすることができます。オブジェクトのHTTP Headerを変更しても、オブジェクト自体は変更されません。詳細な情報については、カスタムオブジェクトHeadersをご参照ください。
    1. アップロードをクリックします。
      ページ右上の「タスク完了」で現在のアップロードの進捗状況を確認することができます。アップロードが完了すると、バケットの「ファイルリスト」ページで先ほどアップロードしたオブジェクトを確認できます。
      説明:

      図のタスク進捗状況は、現在の操作で作成されたタスクの数の集計を示しています。例えば、1回のアップロードタスクを実行し(このアップロードタスクは10ファイルをアップロードするものとします)、すべてアップロードに成功した場合、このタスクの進捗状況は「タスク完了(合計1、成功1、失敗0)」と表示されます。

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