COS Selectは複数のプリミティブデータ型をサポートしています。
説明:コンパイラによって直接サポートされるデータタイプをプリミティブデータ型と呼びます。
COS Selectは入力されたデータのデータタイプをCAST関数によって決定します。一般的に、お客様がCAST関数によるデータタイプの指定を行っていない場合、COS Selectは入力されたデータのタイプをstring型と判断します。
CAST関数に関する情報についてさらに詳しくお知りになりたい場合は、SQL関数のドキュメントのCASTの章をご参照ください。
COS Selectは次のプリミティブデータ型をサポートしています。
名称 | 説明 | 例 |
---|---|---|
bool | TRUE/FALSE | FALSE |
int,integer | 8バイトの符号付整数 範囲は-9,223,372,036,854,775,808 - 9,223,372,036,854,775,807 |
100000 |
string | UTF-8エンコーディングの文字列です。文字の長さの範囲は1 - 2,147,483,647 | 'xyz' |
float | 8バイトの浮動小数点数 | CAST(0.456 AS FLOAT) |
decimal,numeric | 10進数の数値であり、最大精度は小数38桁です。数値の範囲は$-2^{31}$ - $2^{31}-1$ | 123.456 |
timestamp | タイムスタンプはある決まった時刻を表すもので、任意の精度をサポートします。テキスト形式のタイムスタンプはW3Cルールに従いますが、「T」で終わる必要があります(「日」を記録単位にしている場合を除く)。 小数秒を使用する場合は、少なくとも小数点以下1桁の精度まで維持する必要があり、小数点以下は任意の桁数を維持できます。 ローカルタイムオフセットはUTCからの時間差を用いて表すか、または「Z」を使用してUTCからのローカル時間との差を表すことができます。タイムオフセットは、日付だけを記録する場合には表示する必要がありません。 |
CAST('2007-04-05T14:30Z' AS TIMESTAMP) |
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