COSCLIツールは、Windows、Mac、LinuxのOSに対応したバイナリーパッケージを提供します。簡単なインストールと設定を行えば、すぐに使用することができます。
Githubアドレス | 国内サイト |
---|---|
Windows | Windows |
Mac | Mac |
Linux | Linux |
説明:現在のバージョン番号はv0.12.0-betaです。ツールの最新バージョン、過去のバージョンおよび更新ログを取得したい場合は、releaseでご確認ください。
C:\Users\<ユーザー名>
ディレクトリに移動します。coscli-windows.exe
をcoscli.exe
にリネームします。win+r
キーを押して、実行
プログラムを開きます。cmd
と入力し、Enter
を押してコマンドラインウィンドウを開きます。coscli --version
と入力します。次の情報がダンプされれば、インストールは成功です。
説明:
Windows
システムでは、コマンドラインクライアントによってCOSCLIの使い方も若干異なる場合があります。coscli [command]
を入力してもCOSCLIが正しく動作しない場合は、./coscli [command]
の形式をお試しください。
coscli version v0.12.0-beta
以下のコマンドを実行し、COSCLIをダウンロードします。
wget https://github.com/tencentyun/coscli/releases/download/v0.12.0-beta/coscli-mac
以下のコマンドを実行して、ファイルをリネームします。
mv coscli-mac coscli
以下のコマンドを実行して、ファイルの実行権限を変更します。
chmod 755 coscli
コマンドラインに./coscli --version
と入力します。次の情報がダンプされれば、インストールは成功です。
coscli version v0.12.0-beta
説明:MacシステムでCOSCLIを使用しているときに、
開発者を検証できないため、「coscli」を開けません
というメッセージが出た場合、設定>セキュリティとプライバシー>一般
に移動して、coscliを開く
を選択すると、COSCLIが正常に使用できるようになります。
LinuxバージョンのCOSCLIのダウンロードをクリックするか、以下のコマンドを実行して、COSCLIをダウンロードします。
wget https://github.com/tencentyun/coscli/releases/download/v0.12.0-beta/coscli-linux
以下のコマンドを実行して、ファイルをリネームします。
mv coscli-linux coscli
以下のコマンドを実行して、ファイルの実行権限を変更します。
chmod 755 coscli
コマンドラインウィンドウに./coscli --version
と入力します。次の情報がダンプされれば、インストールは成功です。
coscli version v0.12.0-beta
注意:
- ユーザーには一時キーを使用してSDKを呼び出し、一時権限承認方式によってSDK使用の安全性をさらに向上させることをお勧めします。一時キーを申請する際は、最小権限の原則についてのガイドに従い、ターゲットバケットまたはオブジェクト以外のリソースが漏洩しないようにしてください。
- どうしてもパーマネントキーを使用したい場合は、最小権限の原則についてのガイドに従って、パーマネントキーの権限範囲を限定することをお勧めします。
./coscli --help
コマンドを使用して、COSCLIの使用方法をすばやく確認することができます。
初めて使用する場合、COSCLIはデフォルトで~/.cos.yaml
に設定ファイルを作成しますが、その後で./coscli config init
コマンドを使用して、COSCLI用の設定ファイルを他の場所にインタラクティブに作成することもできます。
設定ファイルの各設定項目の説明は次のとおりです。
設定項目 | 説明 |
---|---|
Secret ID | キーID。CAMコンソールから作成および取得できます。 |
Secret Key | キーKey。CAMコンソールから作成および取得できます。 |
Session Token | 一時キーtoken。一時キーを使用する場合に設定する必要があります。使用しない場合は、Enter を押してスキップできます。 |
APP ID | APP IDは、Tencent Cloudのアカウント申請が成功した後に取得するアカウント番号で、システムによって自動的に割り当てられ、アカウント情報から取得することができます。1つのバケットの正式名称は、Bucket Name とAPP ID という2つの要素から構成され、<bucketname-appid> という形式になります。詳細については、バケット命名ルールをご参照ください。 |
Bucket Name | バケット名です。APP IDとともにバケットの正式名称を構成し、<bucketname-appid> という形式になります。詳細については、バケット命名ルールをご参照ください。 |
Bucket Endpoint | cos.<region>.myqcloud.com という形式になります。このうち、regionはバケットの所在リージョンです。詳細については、リージョンとアクセスドメイン名をご参照ください。 |
Bucket Alias | バケットエイリアスです。設定後、BucketName-APPID の代わりに BucketAlias を使用すれば、入力が必要なコマンドの長さを短縮できます。この項目が設定されていない場合、BucketAlias の値はBucketName-APPID の値となります。 |
./coscli config init
を使用してインタラクティブに設定ファイルを作成する以外にも、COSCLIの設定ファイルを直接手動で編集することもできます。COSCLIの設定ファイルの形式はyaml
となります。設定ファイルの例を次に示します。
cos:
base:
secretid: XXXXXXXXXXXXXXX
secretkey: XXXXXXXXXXXXXXXXX
sessiontoken: ""
buckets:
- name: examplebucket1-1250000000
alias: bucket1
region: ap-shanghai
- name: examplebucket2-1250000000
alias: bucket2
region: ap-guangzhou
- name: examplebucket3-1250000000
alias: bucket3
region: ap-chengdu
注意:COSCLIは、デフォルトで~/.cos.yamlから設定項目を読み込みます。ユーザーがカスタムの設定ファイルを使用する場合は、コマンドの後に-c(--config-path)オプションを使用してください。設定ファイルに保存されているsecretid/secretkey/sessiontokenはすべて暗号化後の文字列となっています。
COSCLIは複数のバケットをサポートしていますが、初期設定時には1つのバケット情報のみを設定するよう要求します。その後、./coscli config add
コマンドを使用すれば、バケット設定を追加することができます。
説明:設定ファイルのその他の操作については、configコマンドをご参照ください。
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