バケットのバージョン管理機能を有効にすると、バケット内にオブジェクトの複数のバージョンを保存でき、なおかつ指定したバージョンのオブジェクトを検索、削除または復元できるようになります。ユーザーが誤って削除したデータや、アプリケーションプログラムの障害によって消失したデータの回復に役立ちます。ここでは、コンソールでバケットのバージョン管理を有効にする方法をご説明します。バージョン管理の詳細については、バージョン管理の概要をご参照ください。
注意:
- 一度バージョン管理を有効にしたバケットは、バージョン管理を有効にしていない状態(初期状態)に戻すことはできません。ただし、このバケットのバージョン管理を一時停止することはでき、その後に新たにアップロードされる同じ名前のオブジェクトでは複数のバージョンが生成されなくなります。
- バージョン管理機能を有効にしている場合、新たにアップロードする同じ名前のオブジェクトには複数のバージョンが生成され、ストレージスペースを占有します。このためこれらのバージョンのオブジェクトも同様にストレージ料金の課金対象となります。
- 旧バージョンを完全に削除するには、バージョンIDを指定して完全に削除してください。
説明:コンソールから旧バージョンを完全に削除するには、コンソールのバケットのファイルリストから旧バージョンの一覧表示をしたうえで、指定バージョンのファイルを削除します。
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