Cloud Object Storage(COS)はバッチ処理機能により、バケット内のオブジェクトに対して大規模なバッチ操作を実行することができます。現在、以下の操作に対して、バッチ処理を行うことができます。
処理したいオブジェクトをオブジェクトリストファイルに整理することができます。このリストファイルは、リスト機能によって作成されたリストレポートから取得できます(あらかじめリスト機能の有効化を行う必要があります)。また、指定された形式でご自分で作成することも可能です。COSバッチ処理機能により、このオブジェクトリストファイルを元にバッチ処理を行うことができます。COSバッチ処理タスクの詳細情報については、バッチ処理の概要をご参照ください。
COSコンソールにログインします。
左側ナビゲーションバーでバッチ処理をクリックし、バッチ処理管理ページに進みます。
タスクの作成をクリックすると、バッチ処理タスクの作成が開始されます。
設定項目の説明は次のとおりです。
説明:現在、バッチ処理機能は中国大陸のパブリッククラウドリージョン、シリコンバレーリージョンでサポートしています。
リスト形式 | フィールド | 設定説明 |
---|---|---|
COSリストレポート | - | COSが生成したリストレポートと、ユーザーがカスタマイズしたCSVファイルのどちらかを選択できます |
CSV | Bucket | バケット名 |
Key | バケット内のオブジェクト名です。オブジェクト名にURLエンコード形式が用いられている場合は、正常な形式にデコードしてからでなければ使用できません | |
VersionId | オブジェクトのバージョンIDです。バケット上でバージョン管理を有効にすると、COSはバケットに追加されたオブジェクトにバージョン番号を割り当てます。最新ではないバージョンのオブジェクトを使用したい場合、リストオブジェクトのバージョンIDを含めて選択することができます |
examplebucket-1250000000
のルートディレクトリにリストファイルを保存している場合、リストパスはmanifest.json
となります。 次のステップをクリックし、以下の関連設定を入力します。
タスク説明(オプション):このタスクの説明です。未入力でもかまいません。
タスクの優先度:より優先度の高いタスクが先に実行されます。0以外の正の整数を入力でき、数字が大きいほど優先度が高いことを意味します。
タスクレポート:タスクレポートを発行するかどうかを選択できます。
CAMロール:CAMロールを作成するか、既存のCAMロールを選択して、COSに操作権限を付与することができます。
注意:バッチ処理では、CAMロールを作成する方法でCOSバッチ処理の権限を付与する必要があります。CAMロールの詳細については、CAMロールの概要をご参照ください。
次のステップをクリックし、入力したバッチ処理タスクの設定をチェックし、必要に応じてチェックを入れます。この項目にチェックを入れると、タスクは作成直後に起動します。上記の設定情報が正しいことを確認してください。
変更したい場合は、対応する変更または前へ戻るをクリックしてください。
誤りがないことを確認したら、作成/作成して起動をクリックすれば完了です。
バッチタスクの作成が完了すると、作成済みのタスクはタスクリストに表示されるようになります。タスクをキャンセルしたい場合は、右側のタスクのキャンセルをクリックします。
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