Cloud Object Storage(COS) Select機能により、ストレージレベルで必要なデータをフィルタリングすることができます。そうすることで、COSで伝送するデータ量を大幅に減らして使用コストを削減できるとともに、データ取得の効率アップも可能です。COSコンソールでは、提供されている基本的なSQLテンプレートを使用するか、構文仕様に準拠したステートメントを入力することにより、バケット内の単一ファイルの内容を検索することができます。
説明:
- 検索機能は現在、json、csvおよびparquetのファイル形式のオブジェクトで使用可能です。そのうちjson、csv形式は、中国本土のパブリッククラウドのリージョンのみをサポートし、parquet形式は北京リージョンのみをサポートしています。
- 検索するファイルがCOSのルールに準拠していることを確認してください。COS Selectのルールに関する情報については、Selectの概要をご参照ください。
- コンソールの検索機能は、最大128MBのファイルに対して40Mまでのデータ抽出をサポートしています。より大きなファイルを処理したり、より多くのデータを抽出したりする必要がある場合は、APIまたはSDKを使用してください。
説明:現在は標準ストレージ、低頻度ストレージ、INTELLIGENT_TIERINGストレージのオブジェクトの検索のみがサポートされています。
オブジェクト検索ページで、実際の状況に応じて検索したいファイルタイプ、タイトルフィールド、セパレータ、圧縮形式、エクスポート形式を選択します。
SQLテンプレートの選択をクリックします。
ポップアップしたウィンドウで、検索したいテンプレートの構文を選択し、OKをクリックします。
テキストボックス内のステートメントを実際のファイルに応じて編集し、SQLの実行をクリックします。
実行が完了すると、一番下のテキストボックスに最初の100件の結果が表示されます。完全なデータを取得したい場合は、検索結果のエクスポートをクリックします。
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