back-to-origin機能は、ユーザーがアクセスしたCOS上にファイルが存在しない場合に、COSにユーザーが指定するオリジンサーバー(ローカルIDCでも、他のクラウドベンダーのオブジェクトが存在するオリジンサーバー、バケットなどでも可)からデータをプルさせるものです。
back-to-origin設定は主にデータのホットマイグレーション、特定のリクエストのリダイレクトなどのケースに用いられます。ご自身の実際のニーズに応じて設定することができます。操作ガイドについてはback-to-originの設定をご参照ください。
back-to-originルールを設定すると、リクエストしたオブジェクトがバケット内にない場合に、back-to-originルールによって、設定したソースアドレスから正しいデータを取得してユーザーに返すことができます。あるいは、特定のリクエストに対しリダイレクトを行う必要がある場合に、back-to-originルールによって、オリジンサーバーの対応するデータにCOSからアクセスすることができます。
非同期的back-to-originであれば、back-to-originを設定後の最初のCOSリクエストにはステータスコード302が返され、クライアントが2回目のリクエストを送信した際にオリジンサーバーにリンクされます。同期的back-to-originであれば、COSはオリジンサーバーからデータをプルし、リアルタイムでクライアントに返します。COSは同時にデータを最下層のサーバーに転送して保存します。
オフラインback-to-originモジュールのSLAは100%の成功を保証していません。オフラインback-to-originのアップロードが成功したかどうかを知る必要がある場合は、SCFコンソールでオフラインback-to-originのコールバックをトリガーするよう設定することができます。SCFのCOSトリガーに関する説明は、COSトリガーをご参照ください。
back-to-originアドレスはプルしたいデータのストレージアドレスを指定するために用いられ、通常はIPまたはドメイン名です。COSにユーザーがアクセスしたいリソースがない場合に、back-to-originアドレスによってリソースをリアルタイムでプルします。
はい。COSは自動的にリソースをプルし、パスを作成します。
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